著者:川俣 晶
¥398¥0

 ”Tiny BASIC”
 それは、1970年代後半、彗星のごとく登場して人気を博したプログラミング言語だ。
 だが、初期のTiny BASICは日本ではあまり馴染みがない。
 本書ではTiny BASICの始まりから終わりまでの物語を語ってみたい。
 それは、Microsoftとユーザーコミュニティの激突から始まり、COPYLEFTの誕生を生み、Star Trekのために進化し、1979年あたりを境に突然姿を消した!

まえがき
用語の定義・Tiny BASIC, Level-1 BASIC
BASIC誕生とPC用BASICの誕生
Tiny BASICの誕生・小さなビーナス誕生
DESIGN NOTES版Tiny BASICの仕様
Tiny BASICの拡大・花開くTiny文化
Palo Alto Tiny BASICの到来・それはStar Trekを連れてきた
COPYLEFT誕生・MS対反MS戦争の始まり
よりスマートなTiny BASICとしてのVTL系言語
日本に来たTiny BASIC
BASICの2つのレベル・選べるBASICの文化
ROM BASICを襲った悲劇・互換性のない2つのレベル
Level-1 BASICとLevel-2 BASICはなぜ互換性がないのか
流行しなかったLevel-3 BASIC
Tiny BASIC時代の終焉・COPYLEFTの墓標
Tiny BASICが復権するIoT時代
あとがき
付録・Tiny BASICインタプリタ・ワンべえの開発で気付いたこと
参考文献

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