著者:田中 恒平
ページ数:122

¥250¥0

 AMAZONレビューで『 ゴミ 』と笑われた筆者の自動生成文が、AIの進化によって常識に変わる。突如として公の場に姿を現した『 検索品質評価者 』が次世代のSEO手法『 AIライティング 』の世界を切り拓く問題作。
 
『田中さんの文章は、確かに不器用で攻撃的ですが、ただのhow toではなく、今運用されているものの何が問題で、どうすれば解決できるか、ダイレクトに刺さります。時間がない現代人には、前奏は要らなくて、結論をバァーと言ってくれる人、歌、書籍が求められてると、私は思います。みんなある程度情報を持っている中で、騙そうと思っても無理です。揚げ足取られちゃいます。だから、徹底的にストイック、ありだと思います。読み手にとって鼻につくところはあっても、それ以上に有益な情報が多ければ、「読後感」は爽やかですので、私は迷わず「田中道」を進んでもらえればいいなと。偉そうにすみません』ーー編集担当:とま

~品質評価者とは?~
 皆さんのサイトを検索エンジンの中で採点している人の事です。検索エンジンのアルゴリズムは筆者のような評価者が実際のサイト診断をして、診断した内容を検索AIに打ち込み、AIが学習していった採点結果が、ランキング決定の基準となって広まっていきます。つまり、検索エンジンの評価基準を誰よりも正確に知っている人間です。

~品質評価者 田中恒平からのメッセージ~
この本は、『ブラックハット』の歴史を紹介する本です。
同時に、ゴミ扱いされてきた自動生成文が、GPT-3という自然言語解析のテクノロジーによって『 ホワイトハット 』へと進化する過程を描いています。

 私はこれまで、『自称』専門家たちから『モラルがない』『ズレている』『ゴミ』などといった心無い言葉でなじられて来ました。

 それは、SEO業者のセールススクリプトに『ブラックハットは危険ですよ』という顧客の恐怖を煽るトークが組み込まれているからです。

 モラル・規範・常識に反する『  挑戦者  』を叩けば叩くほど彼らは利益を得る。

『コンプライアンス』

コンプラにがんじがらめにされた企業担当者はこのセリフで一丁あがり。文脈を見抜けない決裁権限者もイチコロ。

『お見事!』『素晴らしい!』『案件獲得おめでとう!』『これからもホワイトハットで頑張ろう!』

その通りだ。これまでの意味不明な宇宙語を生成する文章で営利活動をすればコンプラに反していた。

100%認めよう。ぼくは『悪人』だ。

但し、自然言語処理AI GPT-3には、そんな利権に汚れたポジショントークを嗤い返す切れ味がある。

~「 狼は生きろ。 」~
 これまでブラックハットだスパマーだとタコ殴りにされて辛い想いをしてきた仲間たち。準備はできてるか?
俺たちの時代がやってくる。

『うちはホワイトハットしかやりません』

 なんて事情をまとった話し方をする輩(やから)は置いていけ。出遅れた奴らがパクってくる頃には、俺たちAIパイロットの精鋭部隊が先行者利益を固めている。

 スクショの一つでも撮って置いてやろうよ。ハイエナどもが過去ツイートを削除して手のひら返してセールスし始める時の為に。

~悪人だけど、本当の話を伝えにきた~
この本のポジションは読者に嘘をつかない事。
スパマーの本懐は他の誰よりも失敗する事。
 これまで『ブラックハット』という汚名を着せられていた自動文章作成エンジンは、AIによって人類の執筆活動を支援してくれる心強いパートナーに変わる。

ブラックハットはブラックハットでなくなる。

 これは、技術者に対する悪しき偏見からこれまで『スパマー』として扱われていた筆者が『AIを飼い慣らすクリエイター』に変化するストーリーだ。

~史上最悪のスパムの教典~
嘘くさいルールが嫌いだ。
モラルが嫌いだ。
恥も世間体もない。
つまらないプライドもどうだっていい。
もう何も怖くない。

SEOをぶっ壊す

~私はブラックハットが好きだ~
どう検索エンジンの仕組みをハックしようか?と考え始めると、食事も摂らずに夜12時でも朝3時でも延々とコードを書いてる。

~私はスパマーだ~
 ただ、スパムは推奨しない。当たり前だ。私自身が現役の検索エンジンの品質評価者だからだ。検索エンジンの質を護る番人だからだ。日々、検索結果の上位下位の判定を続けている人間がわざわざ順位が下がる施策をお勧めする理由は、どこにも無い。

~私はハッカーだ~
 品質評価者として人類史上最高峰のアルゴリズムに人間の感情を教えている。一方で、そのアルゴリズムを逆解析してバグの発見もしている。

日々の品質評価タスクで、
【PQ】Lowest、Lowest+、Low、Low+、
【NM】FailsM、FailsMとSMの間、SM、SMとMMの間…
という『低評価ページの仕分け』を、私自身が厳密に求められている。その一方で、それらを全部1個の箱に入れて『スパム』『ブラックハット』と呼ぶ人がいる。

 誰だってコンプラ重視の大型案件が欲しい。交通ルールを守って、今日も安全運転。スパム実証実験なんてもっての外。生活が懸かってる。事情をまとう事に理解がない訳じゃない。

幸い、私のSEOには生活が懸かってない。ノウハウにも困ってない。

案件とか受注とかどうでも良くなってこの本を書いてる。

~『ブラックハットSEO業者に騙されないで』~
Web担で記事を書いている偉い方々は、どうやって自分たちの施策がマイナスにならないように判定しているのかな?

半分欠けてないか?

『ブラックハットSEO業者に騙されないで』
『弊社はホワイトハット業者だから大丈夫』

という営業を私は信用しない。

~私はブラックハットSEO業者だ~
誰よりも出足が早く、誰よりも多くの実証実験を行っている。チート環境を模造し、どの施策が死ぬかの検証を重ねている。しかし、クライアントに嘘はつかない。騙さない。

~『ホワイトハットSEO業者に騙されないで』~
検索エンジン公式の大本営発表に毎月コメントしてパワポを読み上げて『コンサルフィー』をもらう。

高くないか?

私ならそんなリスキーなサービスにはお金を払いたくない。

~変化しない事は最高に危ない~
 検索エンジン企業が20年かけて作ったアルゴリズムは、健康被害と金融詐欺が横行するニューノーマルに追いついてない。

 オリンピック・バブル経済・世界恐慌・パンデミック・食糧難・資源の枯渇・戦争。Your Money Your Lifeが脅かされる世界。

 その世界線の先端で、私たち挑戦者の使命は、安全と安心が失われた状況で勝機を見つける事。
ゴールドラッシュに沸く当事者のみなさんに、ジーンズとつるはしを提供する事だ。

 大激変したコロナ後の世界で混乱している企業担当者・経営者に、現実を見せる事だ。

 洗脳を解いて、あなたを勝たせる事だ。

~変化に適応しろ~
生き残るためにも、この本を通読して2022年最新のマーケティング原則に頭をアップデートするんだ。
上記を前提に、もう一度このセリフを読み上げてみて欲しい。

『 私たちはホワイトハット業者です。 』

心強いか?
経営者だったら、この言葉を信じられるか?
自分が血反吐を吐いて創り上げてきたビジネスを任せられるか?
担当してきたサイトを任せられるか?

会社の利益という事情をまとったサラリーマン的な何かと、命がけで闘う一匹狼。
ケツまくって逃げるのはどっちで、結果を出すのはどっちだ?

どうせ死ぬ。

顰蹙(ひんしゅく)は買ってでも受ける。世間体も評判もクソくらえだ。

まずはこれまで買ったその薄汚いSEO本を捨てろ。

全速で取り組め。

先祖返りしたアルゴリズムに、『 ブラックハット 』を叩きつけろ。

これは『SEO最後の魔法』シリーズの2巻目です。

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