著者:川喜田敬
ページ数:160
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働いても働いても忙しい毎日から自分を解放しよう!★
「働いても働いても、どうしてこんなに忙しいんだろう?」
もしかしたらこの本を手に取ってくれたあなたは、
こんなことを思っているかもしれません。
そのお気持ち、少しわかります。
なぜなら、先程のつぶやきは、僕自身が疑問に思っていたことだからです。
当時、会社員として働いていた僕は、目をこすりながら朝早くから会社に行って、日付が変わる夜に帰るような生活をしていました。
当然、プライベートの時間はなく、帰ったらお風呂に入って寝るだけの毎日。
しかも絶望したのは、僕が一生懸命働いていたことです。
毎日毎日、自分の全力を出して仕事をしているのに、やってもやっても仕事が終わらない。
「どうしたら働かなくても生きていけるんだろう?」
と思うことは何度もあったものの、そんなのは一部のお金持ちだけができることだと思い、2秒で諦めてまた次の日に備えて寝ていました。
そんな会社員として働いていた僕ですが、海が大好きで、ずっと住んでみたかった沖縄で今は暮らしています。
仕事ですが、会社員を卒業して、独立してひとり起業家として働かせてもらっています。
具体的には何をしているのかというと、大好きなコーチングという手法を使って、好きなことを仕事にして独立したい人の相談に乗ることを生業にしています。
こんな風に書くと、成功者っぽい感じが出たかもしれませんが、決してお金持ちでもなんでもありません。
ありがたいことにご飯は食べられるようになりましたが、僕もまだまだ道半ばの者なので、そんな大した存在ではありません。
だけど、そんな僕でも1つだけ自慢できることがあるとすれば、それは「時間持ち」になれたこと。
・毎朝、眠さがなくなるまで妻とぐっすり寝る
・朝起きて天気が良ければ、平日でも大好きなシュノーケリングをしに行く
・友人から急な相談があれば、すぐに時間をつくってあげられる
・身体の元気がないときはゆっくり昼寝する
・夜は、ゆっくりと大好きなテラスハウスを堪能する
決して、「お金持ち」ではないけれども、「時間持ち」にはなることができたのです。
でも僕自身も勘違いしていましたが、お金がないと時間は手に入らないと思われがち。
だからこそ、何か分かち合いができるものがあるのではないかと思い、この本を書くことにしました。
前作の「ゆるい起業で生きていく:自分らしく生きるひとり起業家に贈る17のしないことリスト」では、
ベンチャーで成功を目指す「ギラギラ起業」ではなく、
自分らしく生きて幸せになる「ゆるゆる起業」の全体像についてお伝えしました。
そこで今回は、「幸せな時間持ちになる」という部分に特化して、時間持ちになっていくために必要な「17のしないこと」をまとめてみました。
もしかしたら、僕がコーチングという商売をしている以上、セッション系のビジネスに偏りがある内容になっているかもしれません。
そして、スマホで読んでくれる人が多いので、少しでも読みやすいように改行を多めに入れていますが、人によっては少し気になるかもしれません。
そんなわけで、正直、お役に立てる自信はないです。
そこだけは自信があります(笑)
でももしかしたら、あなたが時間持ちになっていくヒントが載っているかもしれません。
もしかしたら、ひとり起業家として自分の存在を仕事にしていくヒントが掴めるかもしれません。
もしかしたら、気持ちが少しでも楽になるようなヒントがあるかもしれません。
とはいえあまり期待はしないでほしいのですが、それでも読んでみようと思ったら、ぜひこのまま読み進めてください。
各項目の最後には、ちょっとしたワークもご用意しました。
幸せな時間持ちの世界へ、お連れします!
【目次】
はじめに
1 暇になることを恐れ「ない」
2 売上を追いかけ「ない」
3 SNSに尽くさ「ない」
4 強みを探さ「ない」
5 緊急でも重要でもない時間を疎かにし「ない」
6 架空のペルソナをつくら「ない」
7 真面目な勉強に縛られ「ない」
8 ビジネスという言葉に騙され「ない」
9 スキルアップに逃げ「ない」
10 「コンビニ営業」を選ば「ない」
11 仕事の予定を優先し「ない」
12 お客さんの範囲を狭め「ない」
13 商品のウリを勘違いし「ない」
14 毎朝出勤し「ない」
15 惰性で付き合わ「ない」
16 考えながら書か「ない」
17 いつまでもお客さんでいさせ「ない」
おわりに
【著者プロフィール】
川喜田 敬(かわきた けい)
1988年生まれ。鎌倉出身。
「世界に1つだけの仕事」へと導くライフコーチ。
世界で1番好きな会社に入社し、大企業の人事として働き始めるも、「やりたいことがわからない」で悩む。
行動し続けるも、全くやりたいことがわからない日々が約3年続こうとしていた頃、コーチングと出会う。
人の存在そのものを尊重する姿勢に衝撃を受け、たった3日でやりたいことがわかるという人生が変わる経験をする。
やっとわかったやりたいことであった「途上国で働く」という願いを叶えるために、青年海外協力隊として、アジア最貧国・ネパールで2年間ボランティア生活へ。
電気なし・水なし・ガスなしの生活の中で、農村の収入向上を目的に活動。
携わった特産品がのちに「地球の歩き方」に掲載されるお土産になるなど、一定の成果が出る。
しかし、自分の存在意義を見出せずに精神的に苦しい時間を過ごしていた時に、ネパールのおばちゃんたちから、
「人は誰かの役に立つから価値がある」のではなく、「人は存在しているだけで価値がある」と教わり、人生観が180度変わる体験をする。
コーチングでの教えとネパールのおばちゃんたちの教えが、全く同じであることに衝撃を受け、帰国後、ライフコーチとして独立。
現在はコーチングスキルを用いて、「自分」の存在が仕事になる「世界に1つだけの仕事」を生み出すことに邁進中。
場所にとらわれないライフスタイルをしつつ、コーチのコーチとしてコーチングを教える活動や、
毎月100冊以上の本が売れるノマド作家としても活動している。
将来の夢は、妻や子どもと一緒に、サウナとバスケゴールがある家に住むこと。
公式サイト:https://www.keikawakita.com/
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