著者:川喜田敬
ページ数:144

¥500¥0

★ロングセラー「ゆるい起業式シリーズ」の待望の3作目!
 「忙しくて副業なんて無理!」な人でも独立できる方法★

「一体どうしたら、会社員を卒業して独立できるのだろう?」

もしかしたらこの本を手に取ってくれたあなたは、こんなことを思っているかもしれません。

そのお気持ち、少しわかります。

なぜなら、先程のつぶやきは、僕自身が疑問に思っていたことだからです。

当時、大企業で働いていた僕は、会社員という生き方に消えない違和感を持ち、独立して働くことを模索していました。

そこで、本業が休みである土日を使って、全く遊ぶことなく独立に向けて動いていました。

関西勤務だったものの、東京までビジネススクールに通ったり、すでに起業している人に会いに行ったりました。

そんな感じでバリバリ行動をしていたので、土日の2日間はちょっとずつ前進している感覚もあったものの、平日は5日間もあるわけです。

日が出る前から出社して、深夜ラーメンに手を出して帰宅するという毎日だったので、独立に向けて全然進んでいかないのです。

3歩進んで2歩下がるどころか、2歩進んだら5歩下がるような感覚でした。

「これじゃあ、 やりたいことがあっても副業レベルで稼ぐこともできない。。

 いつまで経っても会社員から抜けられないじゃないか。。」

とひどく絶望していました。

そんな忙しい毎日を送っていた僕ですが、今は会社員を卒業して、

独立してひとり起業家として働かせてもらっています。

具体的には何をしているのかというと、

大好きなコーチングという手法を使って、

好きなことを仕事にして独立したい人の相談に乗ることを生業にしています。

こんな風に書くと、

なんだか僕がすごいやつのように聞こえるかもしれませんが、決してそんなことはありません。

その証拠に、仕事の悩みを妻に話すと、

「あなたってお客さんの前では自信満々なのに、

 家ではいつもクヨクヨしてるわよね~」

といつも冷静にダメ出しをされています。。

(グーの音も出ない。。)

そんな僕なので、

なぜ会社員から起業して独立することができたのかと聞かれたらこう答えます。

「会社員からいきなり独立することを目指さなかったから」です。

実は僕はこんなキャリアを辿っています。

①:電機メーカーの人事(2012~2015年)

②:青年海外協力隊としてネパールへ赴任(2015~2017年)

③:ライフコーチとして独立(2017年~現在)

①から③に移行する前に、②の青年海外協力隊を挟んでいるのです。

そして、この青年海外協力隊の期間こそが、独立することを成功させてくれた最大の要因なのです。

途上国でボランティアをしていたことが、なぜコーチングで独立することにつながるのか、さっぱりわからないかもしれません。

でも、この本を読み終えた頃には、そのつながりがきれいに見えていると思います。

そして、青年海外協力隊ではなくとも、あなたにとってぴったりな選択肢が見えてくるはずです。

人生100年時代をどう変化しながら生きるかを解説した、

「LIFE SHIFT(ライフ・シフト)ー100年時代人生の戦略」が大ベストセラーになっていますが、

会社員から独立という変化こそまさに「ライフシフト」です。

そこで、「会社員から独立へのライフシフト」に特化して、

緩やかに移行していくために必要な「17のしないこと」をまとめてみました。

ベンチャーで成功を目指す「ギラギラ起業」ではなく、

自分らしく生きて幸せになる「ゆるゆる起業」の全体像を説いた、

「ゆるい起業で生きていく:自分らしく生きるひとり起業家に贈る17のしないことリスト」のシリーズ本としてお読みください。

もしかしたら、僕がコーチングという商売をしている以上、セッション系のビジネスに偏りがある内容になっているかもしれません。

また、スマホで読んでくれる人が多いので、少しでも読みやすいように改行を多めに入れていますが、人によっては少し気になるかもしれません。

そんなわけで、正直、お役に立てる自信はないです。

そこだけは自信があります(笑)

でももしかしたら、会社員を卒業するためのヒントが載っているかもしれません。

もしかしたら、ひとり起業家として仕事をしていくヒントが掴めるかもしれません。

もしかしたら、現状の閉塞感を抜け出し、希望を持てるようなヒントがあるかもしれません。

とはいえあまり期待はしないでほしいのですが、それでも読んでみようと思ったら、ぜひ手に取ってみてください。

各項目の最後には、ちょっとしたワークもご用意しました。

それでは、ライフシフトに向けた一歩を踏み出しましょう!

【目次】

はじめに

1 土日で人生を変えようとし「ない」
2 いきなり独立を目指さ「ない」
3 正社員にこだわら「ない」
4 会社と喧嘩別れをし「ない」
5 やりたいことを探さ「ない」
6 会社の仕事をおざなりにし「ない」
7 お金の問題から逃げ「ない」
8 生活費に騙され「ない」
9 昔の友達を切り捨て「ない」
10 むやみに相談し「ない」
11 家族の反対を敵視し「ない」
12 お試しに負け「ない」
13 「選択と集中」をし「ない」
14 闇雲に行動し「ない」
15 ビジネスを教わら「ない」
16 自力で進ま「ない」
17 勝つための競争をし「ない」

おわりに

【著者プロフィール】

川喜田 敬(かわきた けい)

1988年生まれ。鎌倉出身。

「世界に1つだけの仕事」へと導くライフコーチ。

世界で1番好きな会社に入社し、大企業の人事として働き始めるも、「やりたいことがわからない」で悩む。

行動し続けるも、全くやりたいことがわからない日々が約3年続こうとしていた頃、コーチングと出会う。

人の存在そのものを尊重する姿勢に衝撃を受け、たった3日でやりたいことがわかるという人生が変わる経験をする。

やっとわかったやりたいことであった「途上国で働く」という願いを叶えるために、青年海外協力隊として、アジア最貧国・ネパールで2年間ボランティア生活へ。

電気なし・水なし・ガスなしの生活の中で、農村の収入向上を目的に活動。

携わった特産品がのちに「地球の歩き方」に掲載されるお土産になるなど、一定の成果が出る。

しかし、自分の存在意義を見出せずに精神的に苦しい時間を過ごしていた時に、ネパールのおばちゃんたちから、

「人は誰かの役に立つから価値がある」のではなく、「人は存在しているだけで価値がある」と教わり、人生観が180度変わる体験をする。

コーチングでの教えとネパールのおばちゃんたちの教えが、全く同じであることに衝撃を受け、帰国後、ライフコーチとして独立。

現在はコーチングスキルを用いて、「自分」の存在が仕事になる「世界に1つだけの仕事」を生み出すことに邁進中。

場所にとらわれないライフスタイルをしつつ、コーチのコーチとしてコーチングを教える活動や、

毎月100冊以上の本が売れるノマド作家としても活動している。

将来の夢は、妻や子どもと一緒に、サウナとバスケゴールがある家に住むこと。

公式サイト:https://www.keikawakita.com/

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