著者:坂根 修
ページ数:154
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[商品について]
―愛と憎しみの狭間にある魂は、最後に何をみたのか―
幼いころから父に疎まれ母の愛も受けることができず、常に疎外感を抱きながら生きてきた修一。中学生になってたくましく成長し、父との関係は逆転したものの、幼少期に受けた心の傷は深い闇となって修一の中にくすぶり続けていた。そんな中、高校生となった修一は、運命の女性・一月子と出会い、自らも恵まれない境遇にいた一月子と心を通わせ、やがて将来を誓い合うようになる。大学に進学した修一は順調に一月子との交際を続けていたが、やがて自らの中にある精神的に大きな欠陥と向き合わざるを得なくなっていく。疎外感に対する衝動、御しがたい嫉妬、傷ついた心に潜むカインコンプレックスとの葛藤に苦しむ修一が出した答えとは――。家族とは何か、人生とは何か、一人の青年の生涯を通じて問い掛ける魂の物語。
―愛と憎しみの狭間にある魂は、最後に何をみたのか―
幼いころから父に疎まれ母の愛も受けることができず、常に疎外感を抱きながら生きてきた修一。中学生になってたくましく成長し、父との関係は逆転したものの、幼少期に受けた心の傷は深い闇となって修一の中にくすぶり続けていた。そんな中、高校生となった修一は、運命の女性・一月子と出会い、自らも恵まれない境遇にいた一月子と心を通わせ、やがて将来を誓い合うようになる。大学に進学した修一は順調に一月子との交際を続けていたが、やがて自らの中にある精神的に大きな欠陥と向き合わざるを得なくなっていく。疎外感に対する衝動、御しがたい嫉妬、傷ついた心に潜むカインコンプレックスとの葛藤に苦しむ修一が出した答えとは――。家族とは何か、人生とは何か、一人の青年の生涯を通じて問い掛ける魂の物語。
[目次]
一
二
三
四
五
六
七
八
九
十
著者プロフィール
[担当からのコメント]
親しい間柄だからこそ相手を傷つけてしまう、そんな経験をしたことのある方も多いのではないでしょうか。家族、友人、恋人、夫婦、人と人との関係の狭間で私たちはいかにして生きていくのか、本書の物語を通じて、この困難な問いに向き合い、何かを感じていただければ嬉しく思います。
[著者プロフィール]
坂根 修(さかね おさむ)
1944年東京生まれ。1962年東京都立農芸高校卒業。
東京農業大学在学中に南米ブラジルに渡る。
10年後に帰国。2年ほどのサラリーマン生活のあと、埼玉県寄居町で営農の傍ら「皆農塾」を開く。
1989年皆農塾分室を愛媛県肱川町(現大洲市)に開設。現在に至る。
著書
『都市生活者のための ほどほどに食っていける百姓入門』(1985年 十月社)
『痛快、気ばらし世直し百姓の塾』(1987年 清水弘文堂)
『ブラジル物語』(1988年 清水弘文堂)
『脱サラ百姓のための過疎地入門』(1990年 清水弘文堂)
『ベーシック・インカム(国民配当)投票に行ってお金をもらう構想』(2016年 文芸社)
『明日のための疎開論』(2017年 文芸社)
『移民船上のわが友』(2018年 ルネッサンス・アイ)
『五つ星無料レストラン』(2019年 ルネッサンス・アイ)
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