著者:篠原 申八
ページ数:213

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[商品について]
ー〈鎌倉殿〉とその資格を持つ者たちの「連続殺害」事件、歴史の闇に埋もれた瞠目の真実に、いま〈寝台探偵〉が推理のメスを入れる!ー

「そんなに暇なら何か歴史上の未解決事件の謎解きでもしてみたら」
町内会の野球大会で骨折して病院でリハビリ生活を送る出版社社長・蒲池文吾は、推理小説ファンの苑田のそんなひと言から、有資格者も含めると13人がことごとく非業の最期を遂げた鎌倉幕府の征夷大将軍〈鎌倉殿〉殺害の謎の解明に乗り出すことになる。〈鎌倉殿〉とその資格をもつ者たちを次々に殺したのは誰か、北条政子はなぜわが子頼家・実朝を見殺しにしたのか、そして『吾妻鏡』の3年1か月にわたる謎の空白に隠されている秘密とは? 3つの謎をめぐる〈寝台探偵〉蒲池の歴史捜査は、思いもよらない事実を次々に浮かび上がらせ、やがて瞠目の結末へと導かれていく――。鎌倉幕府を舞台に、歴史の謎を鮮やかに解明する〈寝台探偵〉渾身の歴史推理、いざ開幕!

NHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』をより面白く観るための参考書としても好適。

2022年1月4日以前に購入された方は、本電子書籍を更新していただくことで、最新版がご覧頂けます。
ご不明な場合は、production@22art.net までご連絡ください。

[目次]
1.寝台探偵
2.はじまりの恋
3.『吾妻鏡』の謎の空白
4.修禅寺の惨劇
5.父子相克
6.そして誰もいなくなった
7.メディア、あるいは普遍的女性性
8.東国の土から生まれた〈鎌倉の卑弥呼〉
9.政子・義時姉弟(きょうだい)の秘密
エピローグ 隻眼の鎌倉法印

[担当からのコメント]
歴史ミステリー小説は、謎を解くというミステリーの醍醐味と真実をあぶり出すという歴史の醍醐味を併せ持った美味しさ2倍のジャンルですが、本書もその例に漏れず鎌倉幕府の壮大な謎を解き明かしてくれます。〈寝台探偵〉はいかなる真実に辿り着くのか、その謎解きの旅をどうぞじっくりとお楽しみください。

【著者略歴】
篠原 申八(しのはら・しんや)
本名は、宇田川眞人(うだがわ まさと)
一九四四年、東京生まれ。早大政経学部卒。講談社で学術文庫・学術単行本・全集「現代思想の冒険者たち」(全三一巻)、「興亡の世界史」(全二一巻)、「中国の歴史」(全一二巻)を企画・編集し、『類語大辞典』(講談社)の編纂に従事。主著に『日本に碩学がいたころ―丈高く柄の大きな学問のために』(三恵社)。編著書に『風と雲のことば辞典』『花のことば辞典』(以上共編著 講談社学術文庫)、『雪月花のことば辞典』(角川ソフィア文庫)。編集書に『雨のことば辞典』(講談社学術文庫)。その後、講談社社史『物語 講談社の一〇〇年』を分担執筆。また、篠原申八名義で『日本の論点2006~2012』(文藝春秋)に寄稿。なお「興亡の世界史」「中国の歴史」は現在講談社学術文庫に収録。

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