著者:南 じゅん
ページ数:25

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ホントにこの近年、介護従事者が利用者へ身体的サービスを提供するケアとは切り離した、介護周辺業務というのが取り上げられていますが、一体その種類はどのくらいあるのでしょうか?
答えは、気が付いただけあるものなのです。
2000年4月に介護保険制度が施行されて以来、事業者側は本筋の介護の質の向上には務めてきたと思われますが、その周辺業務の質の向上というのは未だ忘れられたままです。
無理もありません。
今まで介護の学習をするにあたって、身体に触れるケアを重点的に学び、付随する業務の質を問うことまで及ばなかったのが問題です。
おそらく発生する雑務は現場によって違い、そこは実務に就いてから、各事業者に委ねるというのが通念だったのでしょう。
しかし、介護初心者を含めたギリギリの人手を使い、やっとシフトを回しているといった空気の現場では、実質そんな雑務的なことまで向上していくなどの意識さえありません。

現在、介護人材不足解消の取り組みとして、ある程度時間が空いたであろうシニア層とマッチングし、ケア従事者と線引きした介護助手というポジションを設け、そのまま委託する働き方が本格化しそうですが、これを機会に、ぜひ介護周辺業務の質の向上にもスポットを当て、新たなやり甲斐を見い出してほしいものです。
全国の施設を任された長へ、そのノウハウを最適化したこの本を、Okinawaの介護職人が自信をもってお届けします。

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