著者:藤田源右衛門
ページ数:37
¥99 → ¥0
・はじめに
●プロローグ 中小企業のSDGsの取り組みを見てみよう
・SDGsは「身近なもの」
・パートナーシップを組んで熱中症予防グッズを周知
・地元ドラッグストアチェーンとSDGsパートナー協定を締結
まで、試し読みいただけます。
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いまや中小企業にも取り組みが求められているSDGs。
小さな会社が実践でき、成果を上げやすい方法として「17 パートナーシップ」を取り上げる。
活動の展開や広報の仕方などを、事例とともにわかりやすく解説。
17の世界的目標、169のターゲット、247の指標から成り、
2030年までにこれを達成するために、国、企業、個人レベルで取り組みが求められています。
本書は『SDGs経営の教科書』と銘打っていますが、
たとえば、17ある世界目標についてそれぞれの意義や取り組みのポイント、
展開事例などを網羅的に解説するものではありません。
それよりも、副題にある「中小企業でもできる」に重きを置いています。
つまり小さな会社でも無理なく取り組めて、
成果を上げやすいSDGs経営の手法にしぼった内容です。
最初に結論からいってしまえば、
中小企業は、SDGsの目標の1つである
「17パートナーシップで目標を達成しよう」を活用することで、
大きな成果を上げることができる。
これが6年以上この活動を続けてきた私たちの実感です。
この「成果」とは、設定したゴールの達成であることはもちろんですが、
実利、具体的には、売上やビジネスチャンス、リクルーティングや、
ブランディングといった、会社が通常の企業活動で獲得を目指しているものです。
つまり企業のSDGsへの取り組みは、
ボランティアなど本業とは関係ないものではまったくなく、
本業と直結する経営手法であり、ヒト、モノ、カネのリソースに限りのある中小企業は、
この「パートナーシップ」を生かして目標に取り組むことで、最大限のメリットを得られるのです。
本書では、
・【第1章】中小企業がSDGsに取り組むべき理由
・【第2章】SDGsに取り組むにあたっての事業の考え方
・【第3章】パートナーシップの活用の仕方と企画の立て方
・【第4章】活動として展開する方法
・【第5章】活動を広く認識してもらうための広報活動の方法
・【第6章】今後目指すべき方向性
について、当社が取り組んだ事例とともにまとめています。
本書が、自社でSDGs経営を推進していくときの、お役に立てば幸いです。
■著者 藤田源右衛門(ふじた・げんうえもん)
エネジン株式会社代表取締役社長
株式会社ハネマン代表取締役社長
1970年浜松市出身。早稲田大学商学部卒業。
公認会計士として監査法人勤務後、(株)ハマネンに1998年入社、2001年代表取締役社長就任。
2004年(株)ハマネンと丸善ガス(株)が統合してエネジン(株)発足、現在に至る。
社名の「エネジン:ENEGENE」には、人(ジン)とエネルギー(エネ:ENE)の
未来を創造(GENEsis:発生、起源、創世紀)する企業でありたい、という意思が込められている。
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