著者:近藤 千園
ページ数:98
¥550 → ¥0
「生産性が上がり、活性化した組織をつくりたい」
「新入社員から50代の社員まで、それぞれがイキイキと活躍する組織にしたい」
本書は、そんな思いを持つリーダーと企業に向けた、組織変革を実現するための本です。
離職率や、若手社員の育成に課題を抱える企業は多いのですが、これからの組織に必要とされるのは、それだけではありません。
2025年4月から義務づけられる65歳定年制、70歳まで働く可能性をもたらす2021年4月1日施行の「改正高年齢者雇用安定法」。
これらの制度の発令によって、50代以上の社員が主体的に活躍する風土づくりが、本格的に求められているのです。
強固な組織づくりには、新入社員から50代、60代の社員まで、それぞれに活躍することが不可欠です。
では、どうすればイキイキしたチームが育つのでしょうか。
その答えが、本書に盛り込まれています。
本書では、のべ6000人に講演、研修、コンサルティングを実施してきた著者が、個人の幸せと企業の成長を叶える組織変革を実現するために必要なことを、有名なビジネス理論や事例を交えながら、わかりやすく解説しています。
◆本書はこんな人におすすめです。
・簡単には倒れず、長期的に機能するチームをつくりたい人
・一人ひとりがイキイキと活躍する組織にしたい人
・着実に収益を上げられる組織にしたい人
・チームの結束力を上げたい人
・能動的な人が集まる組織にしたい人
・社員たちに、自社の価値を知ってもらいたい人
・チームで「こんな会社にしたい」という未来像を共有しながら、皆に主体的に仕事をしてもらいたい人
◆そんな経営者やチームリーダーが本書を読めば、組織や社員はこう変わります。
・心理的安全性が保たれる職場になる
・組織内で率直に話し合い、助け合う風土が生まれる
・結束力が格段に上がる
・当たり前のようにチームが育つ仕組みができる
・やりがいを持ち、自律した社員が会社に根づく
・なかなか進まなかったプロジェクトが動き出す
・新しい事業がスムーズに立ち上がる
いま、組織の変革が求められています。
本書を通して、どんな時代にも倒れない、強固な組織をつくりませんか?
●目次
はじめに
第1章 組織変革を成功させるための10ヵ条
1.組織の当たり前をテーブルにあげる
2.組織の「当たり前」を洗い出す
3.3つのポイントで「当たり前」を洗い出してまとめる
4.いままでの成功体験を手放す選択肢を持つ
5.「組織変革ありき」で考えない
6.小さな変革の芽を育む
7.「やり方」ではなく、「あり方」「考え方」を変える
8.「意欲的な人」から変わってもらう
9.先行して変革に取り組むチームを適切に選ぶ
10.「個人」だけではなく、「場」にもフォーカスする
第2章 組織変革でまず行うべき6ヵ条
1.ともに新たな「組織の当たり前」をつくる
2.「変わる勇気」「変えない強さ」を分けてとらえる
3.「未来への期待」「内なる自信」を持つ
4.チームの発達段階で現状を確認する
5.ミッションとビジョンを確認する
6.組織の好循環モデルと真摯に向き合う
第3章 組織変革のためにチームで行う6つの取り組み
これまで行ってきた「筋トレ」の方法を変更する
優先順位に従って、6つの取り組みを行う
第4章 組織変革のための個人の取り組み5ヵ条
チームで、個人が「自身の当たり前」を超えるサポートを行う
1.自分の資源を総点検する
2.まわりからの期待を知り、受け止める
3.個人と組織の目的、ビジョンを重ね合わせる
4.個人それぞれのありたい姿を具体化し実行する
5.(仕事の目標もプライベートの目標も)チームメンバーが心から応援し合う
第5章 組織変革プロジェクトの具体例
1年間の「組織変革プロジェクト」モデル
終章 こんなときどうする? Q&A
Q1 そもそも話し合いをする時間がとれないのですが…
Q2 うちの組織、仲は悪くないと思うのですが…?
Q3 うちの会社は人数が多いのですが、どのようにプロジェクトを進めればいいですか?
Q4 複数チームができる場合、どんな構成にすればいいのでしょうか?
Q5 単なる「仲良しクラブ」になってしまわないか、不安です…
Q6 どれくらいで結果が出るものなのでしょうか?
Q7 「なぜするか、何のためにするか、何をするか」を考える筋トレで、なかなか思うような結果が出てきません…
Q8 なかなかチーム「全員」が変わってくれません…
Q9 社員が未来ビジョンを描くと、離職につながることはないのでしょうか?
おわりに
●プロフィール
近藤千園(こんどう・ちその)
こうじゃなきゃを手放し、ジブン(自社)の当たり前を超える
「個と組織が『未来共創パートナーとなる』」組織変革コンサルタント
C.K.コンサルティング&コーチング代表
UNERI.ラボ 所長
ビジネスKAIKA塾 主宰
(一社)とちぎニュービジネス協議会 副会長
(株)ワーク・ライフバランス 認定上級コンサルタント
(一財)生涯学習開発財団 認定コーチ
戦後の混乱期から女性経営者として柔軟に自分の力を発揮してきた先代を身近で見てきた経験や、周囲の多様な生き方に影響を受け、幼い頃から起業と海外への興味が強く、大学卒業後、西友、マーケティングリサーチ、商品開発コンサルティング業を経験後、30代で上海に渡り、中国市場進出コンサルタントとして従事。
異国の価値観、商慣習に触れ、「日本の当たり前は世界の当たり前ではない」と痛感。多国籍の人々がともに働きそれぞれの個性を発揮しながら成長を遂げる上海で、こだわりにとらわれず選択肢を生むことで、軌道修正しながらも目的に至る道が拓ける経験を重ねる。
「自分の当たり前を超える柔軟なとらえ方は、新たな価値を創造する」という想いに至り,
帰国。
2007年にC.K.コンサルティング&コーチングとして独立、開業。
その後、結婚、転居、出産を経て、2011年に知り合いゼロでスタートした栃木県での第二創業の経験から、ワーク・ライフバランス社の認定資格を取得し、働き方改革のメソッドとともに、意識・組織改革に取り組む。
本来は共通の理想でありながら、「組織が成長しながら、そこに集う個人も幸せ」というビジョンがなかなか実現しないのは、職場では組織のことを先に考えて当然、という常識があるからということに気づく。
この経験から、実施している組織変革コンサルティングでは、「個と組織が『未来共創パートナーとなる』」という想いのもと、「個人の幸せ(やりがい・充実)」と「企業の成長・発展」をともに大切に扱い、個と組織のミッション、ビジョンを重ね合わせ、相互に成長を促進し合う組織づくりに尽力している。
●コンサルティング、研修、セミナー、講演、勉強会等、のべ参加者人数は6000人を超える
●講演・セミナーは、地方自治体、省庁、大学など多数
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