著者:吉田 悌一郎
ページ数:77

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ある日突然、誰かから裁判を起こされた、こんなことを想像したことがある方はいらっしゃいますか?

この本を手にとってくれたということは、自分の会社が「裁判沙汰」つまり法的なトラブルに巻き込まれたらどうしよう?と、何らかの不安をお持ちかも知れません。

日本の企業の約99%以上は中小零細企業。

その経営者の中には、ものすごく高いポテンシャルを持っている方や、すばらしい理念を掲げて世のため人のためにがんばっておられる方が少なくありません。

しかし、残念ながら、必ずしも会社経営をめぐる法律的な知識がなかったために、思わぬトラブルに巻き込まれてしまうことがあります。

中小零細企業の経営においても、法的なリスクやコンプライアンスの問題を甘く見ていると、深刻な問題となり、時には会社が倒産にいたるような事態にもなりかねません。

申し遅れました、私は、中小零細企業も多く集まる東京の渋谷で弁護士をしています。

これまで17年以上弁護士として仕事をしてきましたが、中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれ、その経営者が1年から2年といった長期間にわたって泥沼の紛争に神経をすり減らす姿を目の当たりにしてきました。

こうした経験から、私は、弁護士ではありますが、中小零細企業は「裁判沙汰」に巻き込まれてはいけないという信念を持つにいたりました。

そして、今では多数の中小零細企業の顧問弁護士として、「裁判沙汰」に巻き込まれることを避けるために、いかにしてトラブルを予防するかという点に力を注いでいます。

本書では、中小零細企業が陥りやすいトラブルと、そうしたトラブルを未然に防止したり、万が一トラブルが起こっても、それをできるだけ早く小さいうちに解決するための方法をまとめました。

この本を読めば、具体的に中小零細企業で起こりがちなトラブルのケースごとに、そのトラブルの対処方法や、そのようなトラブルを予防するための具体的な方法について知ることができます。

ぜひ、最後までお読みいただければと思います。

【目次】

はじめに
第1:中小零細企業が「裁判沙汰」に巻き込まれるとこんなに大変!?
第2:中小零細企業が「裁判沙汰」を避けるための、具体的なトラブルごとのQ&A
_1:お客さんから悪質なクレームを受けたらどうするか?
_2:代金の不払いにどう対処したら良いか?
_3:ヤバい人との交渉、どうしたらよいか?
_4:能力不足の社員を辞めさせたいとき、どうするか?
_5:社員から未払い残業代を請求されたら?
_6:社員から労働審判を起こされた、どうする?
_7:社員がうつ病になったらどうするか?
_8:社員のミスで会社の備品を壊された、どうする?
_9:株主総会を開かないとどうなるか?
_10:会社の取締役になると、どんな義務や責任が生じるのか?
_11:オフィスの賃貸借、建物が古いから出て行ってくれと大家さんからいわれたら?
_12:オフィスの賃貸借、賃料を値上げしてくれといわれたら?
_13:契約書は、なぜ必要なのか?
_14:「裁判」を起こされたらどうするか?
_15:失敗しない弁護士選びのポイントは?
おわりに

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