著者:武田侑宇
ページ数:86
¥498 → ¥0
◎患者のための人工呼吸器ガイドブック
「結露が酷いなぁ…。」
「アラームがよく鳴るなぁ…。」
「(NIV)マスクがズレるなぁ…。」
そんな疑問や悩みを抱えていませんか?
人工呼吸器を不安なく安全に使うには、いろいろな手段があります。
人工呼吸器本体、呼吸回路、排痰補助装置、SpO2モニタなど医療機器・材料は日々開発が進み、新しい解決法が生まれるはずです。
本書は個別の問題に対する答えを示すのではなく「人工呼吸器との付き合い方」のマインドを紹介しています。
人工呼吸器は言うまでもなく生命維持装置です。
不安な気持ちが少しでも軽くなれば、今よりも呼吸が楽になるのではないでしょうか。
ベテランの筋ジス患者様とのエピソードを交えて書き下ろしましたので、簡単に読んでいただけると思います。
キャラの濃い教祖との話、聞いていただけませんか?
【目次】
●プロローグ 『呼吸をもっと楽に』
●第一章 専門家に口を出す【実は裏ワザ】
1-1.人工呼吸器は臨床工学技士に直で相談する
1-2.定期的に現状を見直す
1-3.SNSを駆使して仲間を増やす
【コラム①】筋ジス教祖vs若手臨床工学技士~RTX導入編
●第二章 専門家として口を出す【夢を宣言する】
2-1.ツイッターでつぶやく
2-2.やりたいことをやってみる
【コラム②】筋ジス教祖vs若手臨床工学技士~命の授業編
●第三章 日本筋ジストロフィー協会に寄付をする【体験談】
3-1.寄付をはじめたキッカケ
3-2.寄付をする私の感覚
3-3.寄付とは何か、私の解釈
3-4.寄付を通して夢を託すことを知る
【コラム③】筋トレをしてビールを飲む
●Prime 新型コロナが筋ジス患者に及ぼす影響
Q1. 神経・筋疾患患者は感染リスクが高いのか?
Q2. 神経・筋疾患により、ワクチンの効果に影響が出るか?ブースター接種は必要か?
Q3. 神経・筋疾患患者はワクチン接種後も感染予防をする必要があるか?
Q4. 神経・筋疾患患者は感染を避けるために、何をすべきか?
Q5. 神経・筋疾患患者は感染症状があった場合、いつ入院を検討すべきか?
【コラム④】筋ジス教祖vs若手臨床工学技士~「ペストの記憶」朗読編
●エピローグ 『人工呼吸の無い未来へ』
●特典 ~在宅人工呼吸器のバッテリースペック一覧表~
●参考文献
●筆者プロフィール
武田侑宇(たけだ ゆう)
臨床工学技士、学会認定呼吸療法士、上級CPAP療法士。
人工呼吸管理が好きな臨床工学技士(ME; CE)。十数年の職務経験で、民間病院から県立、国立病院機構の急性期から慢性期医療に従事。東日本大震災の衝撃から一念発起し、米国呼吸療法士プログラムを受けるべく留学するも資金繰りをしくじって途中帰国。でも求めた知識より一緒に過ごしたグローバルかつ多職種の友達が何よりの誇り。得意な業務は患者様と看護師さんの愚痴の聞く仕事(笑)。新型コロナウイルス蔓延を機に、呼吸療法に関する発信を始める。本書は2作目の著書。
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