【無料で読める】昭和小僧 vol.06: 孤高の勲章

「友情」や「仲間」、世の中にはこんな大事な存在を己の都合や利害に利用しようとする輩が居る。SNSの友人の数を勲章に様に誇る風潮、果たして「友人」とは一体どういう存在なのか。
何気なく使う「友達だから」って言葉が暴力になっていたり、友達の押し売りや「友達」を人間度のリトマス試験紙に利用している輩。彼らは果たしてその友人にも同じくらいの見返りをしているのだろうか。
生涯を通して勇気や共感や安心、時々の情報や悟りといった自己スキルを高めてくれる友人。彼らも私という存在と出会って何かを感じたり得たりして「友人」関係を存続しているのであって、決して蔑ろにしたり軽く観て良い存在な訳はない。
方や独りで居ることや仲間が居ないことをディスる様な風潮も含め、そんな友人関係を中高生という未熟な年頃と昭和という時代を通して振り返ってみた。
昭和に青春時代を過ごした世代やその時代に興味を持つ方々へ、当時の世情や流行を織り交ぜて描いたマンガ作品。