著者:吉見一起
ページ数:245

¥1,961¥0

■内容紹介

最大のカギは、
再現性にあり。

・目・左腰・左肩の3点で方向性を合わせる
・余計な捻りを加えず一本足でしっかり立つ
・みぞおちから足が生えている意識で地面を押す
・左肩に目を付けて横向きの体重移動を意識する
・真っすぐ突き出したグラブに入っていく ほか

抜群のコントロールを誇った
元中日のエースが語る、
正確無比の制球論。

著者本人が
動画でも詳細解説!

中日ドラゴンズ、
柳裕也投手との
新旧エース対談も収録!

著者は、以下のように述べています。

超一流打者を抑えるにはどうすればいいのか。そこで辿り着いたのが、「スピードよりもコントロール。狙ったところに投げる技術を磨く」という考え方だった。自分自身の能力を客観的に考えると、スピードを追い求めたところで、150キロをコンスタントに投げられるようになるわけではない。だが、コントロールであれば、まだまだ改善の余地はある。
よく、「球速はあとからでも伸ばせるが、コントロールは先天的な才能」と言われることがある。一理あるかもしれないが、100パーセントそうだとは思わない。私の経験上、コントロールも努力次第で向上する。
私が取り組んできたことが、すべてのピッチャーに当てはまるとは思っていない。「真似をしてほしい」とも思っていないが、私の考えを伝え広めることで、読者のみなさんが何かひとつでもコントロール向上のヒントやきっかけを掴んでいただけるのなら、それほど嬉しいことはない――本文より

■目次

第1章 投球フォームの極意
中指・薬指側に重心を置く/かかと重心はコントロールが乱れる原因/みぞおちから足が生えている意識/突き出したグラブに入っていく ほか

第2章 コントロールを高める練習法
コントロールを高めるための練習法/横向きの体重移動を意識する/トップは動きの中でできるもの/地面を押す感覚を磨く ほか

第3章 各球種の投げ方・生かし方
ひとつひとつの球種を一級品に/持ち球に合わせたプレートの位置/グラブの角度でフォークがばれる/トラックマンの活用方法 ほか

第4章 実戦で力を発揮する極意
初球は「ピッチャー有利」と思い込む/ファウルでカウントを稼ぐ技術/ランナー二塁でギアチェンジする方法/フレーミングに物申したいこと ほか

第5章 コンディションを極める
走れないピッチャーほど引退が近付く/キャンプ期間中は2000球が目標/
中6日でベストコンディションを作る方法 ほか

中日ドラゴンズ 新旧エース対談
吉見一起×柳裕也

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