著者:又吉康隆
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名護市長選挙の時、県会議員が辺野古区で個別訪問したことが沖縄二紙に載った。戸別訪問をした議員は違法行為であることを知りながら戸別訪問したことを述べ、辺野古移設賛成派の拠点攻略が稲嶺候補が当選したことに大きく貢献したと手柄話のように述べていた。
県会議員が選挙違反したことを沖縄二紙が掲載したのだ。考えられないことである。
新聞を読んだ後に私の頭に浮かんだのは八重山教科書問題、普天間飛行場ゲート封鎖、バルーン風船揚げであった。
竹富町は明らかに無償措置法に違反している。普天間ゲート封鎖も米軍敷地内に侵入した違法行為であった。バルーン風船揚げは民間飛行場なら違法行為である。
革新は違法行為を繰り返している。違法行為をすることに平気なのだ。今まで個別に批判してきたので気が付かなかったが、県会議員の選挙違反を知った時、革新が違法行為を繰り返していることに気が付いた。
名護市長選での革新の選挙違反は辺野古区の戸別訪問だけではなかった。私たち素人には分からない多くの選挙違反をやっていた。国会議員、共産党、社民党、社大党とすべての革新政党や国会議員が選挙違反行為をやっていたのだ。
革新は違法行為を平気でやっている。沖縄を無法地帯にしている。ユーチューブの映像で革新勢力の選挙違反の数々を見た時、私は暗澹たる気もちになった。
革新の選挙違反は目に余るものがあるが、自民党も選挙違反をしているだろうから革新の選挙違反を告発したらブーメランとなって革新や沖縄二紙は自民党の選挙違反を猛攻撃するだろう。それが怖いから自民党はなにもしない。お互いに選挙違反のやり放題だろう。
選挙違反が蔓延しているのが沖縄の現実だ。

八重山教科書問題から名護市長選までの革新の違法行為について書いていったら、それだけでページは一杯になり「彼女は慰安婦ではない 違法少女売春婦だ3」「軍命令はなかったのに なぜ集団自決は起こったか2」のスペースがなくなってしまった。次の号に載せることにする。
十一月には知事選挙がある。知事選挙はクリーンな選挙をしてもらいたい。そのためにも私たち市民は選挙違反を見たら警察に通報しよう。
多くの市民が通報するようになれば警察も動くだろう。選挙違反を摘発し公正な選挙が行われることが、なによりも重要だ。

日本は議会制民主主義国家である。三権分立の国である。国、県、市町村はそれぞれ国民によって選出された首長や議員によって構成されており政治の仕組みはちゃんと整っている。日本は紛れもなく民主主義国家であり、沖縄県も日本のひとつである。沖縄県は民主主義社会である。そのことを踏まえて私たちは政治について考え、主張するべきだ。
民主主義社会だからといっても理想社会ではない。貧困、教育、社会保障、失業、老人介護等々、問題は山積みである。沖縄では米軍基地問題もある。それらをどのように解決していくかは、首相、内閣、国会、県知事、県議会、市町村長、議会が責任を負っている。大衆運動、市民運動で政府に訴えるのも政治改善の一つの手段である。
革新のやり方は民主主義のルールを逸脱している。沖縄社会をよくしていくための行動なのか疑問だ。反米主義・反保守主義に執念を燃やしているようにしか見えない。それで沖縄社会の未来を素晴らしいものにできるとは思えない。

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