著者:FXトレーダーZ
ページ数:85
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環境認識とは、今相場がどのような状況にあって、どの方向に向かっているのかという「環境」をしっかり「認識」することです。
FXは「上がる」か「下がる」かしかありませんから、環境認識さえ間違えなければ、理論上は負けません。「FXは環境認識が9割」と言っても過言ではないと思います。
ですが、「環境認識」について具体的かつ実践的に解説してくれるところはほとんどありません。
今まで「なんとなく」で済ませてしまった方も多いのではないでしょうか。
今回は、FX歴6年で専業FXトレーダーの私が、「環境認識」について初心者の方でも分かりやすいように解説しました。環境認識をする上で必要となる知識が全て1冊にまとまっています。
「これだけ知っておけばOK」といえるほどFXは単純ではありませんが、逆に、「これだけは知っておかないとヤバイ」というものは存在します。この本を読めばそれら全ての知識が習得できます。そしてその知識を実践の場で具体的にどう使うのか、というところもしっかり解説しています。
環境認識ができるようになると、トレードの勝率はアップします。
環境認識さえ合っていれば、例えエントリーポイントが悪かったとしても、相場に助けてもらえる場面もあるでしょう。
逆に言うと、環境認識が甘いとFXでは勝てません。大局が掴めてない状態なので、逆張りになってしまったり、伸ばすべきところで伸ばせなかったりと、コスパが悪いトレードになってしまいます。そのようなトレードを続けていても、長期的に考えて資金を増やすことはできません。
FXで勝てない人は、ほぼほぼ環境認識ができていません。私も勝てなかった頃はこう思ってました。
「環境認識なんて関係ない。なぜなら、相場がどっちに動くかなど誰にも分からないから。だったら、動きに合わせて対応するしかない。」と。
これは、 確かに間違ってはいません。相場がどちらに動くかは結局のところ分かりませんし、動きに合わせて対応しなくてはいけないという点は確かに正しいです。
ですが、ベースにあるのは環境認識です。相場の大局がどの方向に動いているのか、どちらに動きやすいのか、を把握した上で、その上で、相場に合わせて対応するのです。これが大切です。勝てない時代は、この点がすっぽり抜けていました。
ですから当時の取引履歴を見ると、「sell、buy、sell、buy」と一貫性がなく、勝ったり負けたりしていました。 相場の動きに合わせていたというよりは、翻弄されていたと言った方が正しいかもしれません。
このままではダメだと気づいた私は、環境認識を徹底的に練習し、大きな相場の方向に合わせたトレードのみを行うようにしました。 ですから「上がる」と思った時は、「buy(買い・ロング)」のみでトレードするようにして、「下がる」と思った時は、「sell(売り・ショート)」のみでトレードするようにしました。
その後の履歴を見ると、この日は「buy、buy、buy、buy、buy、buy」別の日は「sell、sell、sell、sell、sell、sell」さらに別の日は「buy、buy、buy、buy、buy、buy」というように、一貫したトレードになっていました。
これにより、「環境認識」をせずにジタバタしたトレードをしていた時よりも、圧倒的な成績を出すことができるようになりました。
このような取引の特徴は、勝率が高いということです。一方向にしかチャレンジしていないため、余計な手出しはせず、ドシっと構えて一貫したトレードができます。損切りの位置も決めてからエントリーするため、損失も限定的です。方向さえ間違えなければ、多少含み損の時間が続いても、待っていれば助かります。そして、乗れた時にはとことん大きく取れるという特徴があるのです。
このように、FXで勝つためには、「環境認識」が非常に大切であると確信しています。環境認識を制する者がFXを制すると言えるでしょう。
この本があなたのトレードライフ向上のきっかけになりましたら幸いです。
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