【無料で読める】創業３年以内にマスタ－したいお金のこと

本書をご覧いただきありがとうごさいます。横浜で税理士を開業して二十年になります佐藤亜津子と申します。この本は2016年に創業間もない経営者に向けて必要知識をお渡ししようと初めて書いた小冊子をもとに、このたびkindle化しました。
税理士として独立した当初の私は、税務申告に伴う領収書整理や記帳代行、売掛金入金管理など忙しい社長に代わって行ってあげることが最良だと思っていました。しかし、やってあげることが必ずしもベストではないと反省しています。
2021年11月に『儲かっている会社の会計ルーティン15』という本を出版しましたが、このkindle本は創業3年以内にしぼったその原案、原形ともいえます。
その内容は、複式簿記から決算書ができるまでという非常に基本的なことから始まり、さらにその決算書の読み方、経営に活用の仕方という、あまりに基本に忠実すぎる内容と展開になっています。
あまりに目新しさがなさすぎていると、正直、書いた私も感じています。
経理に関するツールは年を追うごとに便利になっています。しかし、それらを使いこなすにも、その結果を経営に活かす上でも、大事なことは変わっていないと感じています。
タイトルは創業3年以内とはしましたが、私自身の経験では創業20年まではお役に立てるのではないかと思ってます。
なお、あえて本文は加筆修正しておりません。初めての小冊子であるがゆえの、私自身の伝えたいという熱量も込められているのではないかと考えたからです。したがって、2016年当時の法令に基づいた内容となっています。
第1章：簿記会計～決算書ができるまで
第2章：決算書の見方
第3章：事業計画書
第4章：資金調達
第5章：税金