【無料で読める】ろもお式「ミニマリスト節約法」: 少ないお金と持ち物ですっきり暮らす ミニマリズムな節約の方法

　・独身・ひとり暮らし
　・個人事業主

というスペックであれば、だいたい「月６～７万円」くらいでの生活を目指す感じでしょうか（仕事の必要経費などは除く）。もちろん、そのために私がやっていることやその考え方などをこれから話していくのですが、その通りにしなくてはいけないということはありません。あくまでも、「一例」として捉えていただき、そこに散りばめられたノウハウの一部を参考にする形でご自身の節約法を再構築してもらうのがベストだと思います。

　私は「ろもお」と申します。アラフィフでバツイチの個人事業主です。少し変わった働き方をしていて、４～５つくらいの仕事を組み合わせて生計を成り立たせています。そのことは、前著の「ミニマリストひとり起業」にくわしく書きましたので、よかったら参考にして下さい。

　かいつまんでお伝えすると、仕事としては「数万円を稼げる４～５つくらいの仕事を組み合わせている」という形になるのですが、それで生計を成り立たせるためには、この「節約法」が不可欠でした。つまり、この節約法を確立できたからこそ、稼ぎは少ないけどストレスも少ない仕事だけをして暮らすことが可能になりました。さらに働く時間についても、かなり余裕がありますので、今はなかなか快適な暮らしができていると感じております。

　「とはいえ、月６～７万だと我慢ばかりの生活では？」と思われるかもしれないですが、これが意外に「楽しくておもしろい」暮らしになっています。お金が稼げなくて過度なストレスを抱えていた頃とは、まるで別世界のようです。ここについては、私が「ミニマリスト」という考えと出会ったということの影響も大きいように感じますが、節約法の心がまえについても、本書ではポイントごとに話していくつもりです。

　まず「第一の章」では、この節約法がどんな節約法か、全体像をつかむために大枠について話していきます。さらに「第二の章」では、この節約法を実践することのメリットについて簡単に話します。そして「第三の章」で、分野ごとにくわしく節約の具体的なやり方について話していきます。「第四の章」は補足的な位置づけで、分野ごとという分け方では話しにくかったポイントや考え方について話しています。

　突き詰めていくと、節約はどんどん地味でつまらないものになっていく傾向があると思いますが、そんな中でも「どのように楽しさを見つけていくか」についてはこだわった部分ではあります。その辺りをうまく参考にしていただけるといいと思います。では、本編に入っていきましょう！

• ろもお式「ミニマリスト捨てる技術」: 少ない持ち物とお金ですっきり暮らすミニマリズムな暮らしの方法