著者:著 齋藤真行 絵 さいとうれい
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自分の居場所を世界のなかに見つけることができない〈ぼく〉。
厳しい現実から逃れるため、落書きをしている。
落書きをSNSでアップしていくなかで、「マンガ家になる」ことを夢見るようになるが、
その道の上には、表現を志す者が避けて通ることができない、あらゆる困難と苦しみが待ち構えていた・・・。
困難や壁にぶつかり、もがきながら、苦しみを新しい糧としていくことで、表現者として成長していく姿をたどる。
【出版社から】
マンガばかりでなく、写真、音楽、小説、思想など、コンテンツを発信する〈表現者〉は、〈好きなこと〉で生きる道を歩んでいます。
現代はインターネット(SNSによるつながり、ユーチューブなど動画配信、電子書籍の普及)により、やる気と努力が続くのなら、「だれもが」表現者として生きることができる時代です。
表現者として生きることは、最も楽しく、生きがいのある人生と言えます。
成功した表現者は、〈インフルエンサー〉として、多くの人の心を動かし、評価を得ます。
他の仕事と並行してなんらかのコンテンツを発信するという形で、
仕事を複数運営することができるという、これまでにない時代を私たちは生きています。
「表現者」として自分なりのコンテンツを発信することが、〈生きがい〉の大切な一部となるような、新しい時代です。
ところが、〈好きなこと〉を仕事として追い求めていく時、特有の困難や苦しみにも出会います。
身近な人々の無理解。
SNS上での悪意のある批評。
経済的な課題。
自分自身の才能の限界。
発表の機会の不足。
作品が認められないことの苦痛や哀しみ・・・。
〈表現者〉として歩んでいくときに味わう苦しみは、並大抵のものではありません。
こういった苦しみのすべてが心にダメージを与え、表現者として生きる夢や理想を削り取っていきます。
モチベーションを維持することの大変な難しさにより、制作活動をやめてしまう人も大変多いのが実情です。
本書は、こういった困難や苦しみが、表現者として歩みつつ成長していくうえで避けて通ることができないプロセスの一部であることを描いています。
多かれ少なかれ、本書が描くような様々な苦しみを表現者は味わわなくてはならず、それらを自らの糧とするすべを身につける必要があります。
本書はマンガ家を志す若者が主人公ですが、彼は「表現者のたどる道」の軌跡を描くサンプルです。
表現者として生きようとする人々が出会う、代表的な困難や苦しみが、主人公を次々に襲います。
本書を読むことで、戸惑い、不安や恐怖に満ちながら、それでも進む主人公の姿をたどりながら、表現者として歩むときに出会う苦しみの意味を知り、表現を続けるためのヒントを得ることができます。
これから自分なりのコンテンツを発信しながら、「好きなことで生きる」、「表現者として生きる」ことを摸索している方々の参考にしていただければ幸いです。
※本書はイラストと文章からなる、250ページ程度のコンテンツです。
【著者】齋藤 真行(さいとう まいく)
1979年生まれ。 東京神学大学大学院修了。
日本基督教団牧師。キリスト教を中心として分野を横断する著書を多数、アマゾンから出版中。
【イラスト】さいとうれい
1979年生まれ。横浜美術短期大学卒。
『ねがいごとひとつだけ』、『ヨベルのうた』、『しょうたとほしのふね』など アマゾンから出版中。 –
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