著者:川瀬 瞳
¥250¥0

ーメンタル患者の目に映る、脆くて儚く愛しいこの世界ー
メンタルの病気を抱えていても抱えていなくても、自分の存在がちっぽけに思える時、虚しさに支配される瞬間は誰しもあると思います。20代前半で統合失調症を発症した著者による詩集。自分の病気の事、冬季オリンピックや移り行く季節の詩を中心に。メンタルの病を抱えていない方にも読みやすい比喩表現を用いた詩集にまとめました。

【はじめに】『健常者』『障害者』…。私たちは無意識のうちに、自分と他人、あらゆる対象を分類することに慣れ過ぎています。それは『言葉』を使っている時点で仕方ないことです。言葉こそが森羅万象、あらゆる物を区分けする差別化の始まりであるからです。しかし本来、この世界に100%言葉で完璧に説明できるものなど存在しません。言葉による厳密な区別は不可能なのに、無理に当て嵌めようというという行為は対象に対するイメージを歪ませてしまいます。本書は比喩表現を多用する事で読み手の想像力を膨らませ対象に対する多面的な側面を浮き彫りにする事を目指した詩集です。章ごとにまとめず、大きく分けて7つのテーマを一冊の詩集に散りばめました。

【詩の内容】
①メンタルの病気と私
②冬季北京オリンピック(2022)フィギュアスケートを中心に
③春と花(桜)
④美醜入り混じったこの世界
⑤夏(花火)
⑥秋(紅葉)
⑦自分の小ささに耐えられなくなったときは

【終わりに】
評価や価値基準というのは比べる相手次第でいくらでも変動するもので、そんな不確かな物にすがりつくのは愚かしい事です。自分も他人も、人と比べられるために存在している訳ではありません。統合失調症の自分でも出来る事を考えて本書を執筆しました。

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