著者:祭ちゃんはメンヘラ作詞家
ページ数:53

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私は中学・高校時代に酷いイジメにあっていました。

友だちはいたものの、
クラスメイトとワイワイ楽しい時間を過ごしたりした経験はなく、
文化祭や体育祭といった行事も
「楽しい」「楽しくない」という判断すらできませんでした。

その中で私を癒してくれたものが、
「物語をつくる」という行為でした。
空想に耽り、自分の世界をつくることで
自分を保っていました。

今はもうイジメられていたときとは違い、
たくさんのあたたかい仲間に恵まれて創作活動ができています。
仲間には感謝してもしきれません。
いつもありがとうございます。

この本には、
私が今の仲間と出会う前の言葉が書かれています。

ここに載せてあるほとんどの作品が、
喜び、悲しみ、怒り、虚しさ、嬉しさなどの、
私が感じた感情をもとにして作られています。

そういった感情を作品を通じて共有出来たら、
一人で学校の教室の机に向かい、
物語を書いていたあの頃の自分が
報われるような気がします。

(本文より)

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