【無料で読める】はじめてのAIxDX ～ひとり情シスが社内データをDXしちゃうぞ～ (電子書籍初心者の会)

本書では多くの企業であるあるなテーマに、それを最短距離で処理して結果を出すためのテクノロジーを使って、ミニマムなインパクトを出す方法を説明します。スタートアップでいうところのMVP（Minimum Viable Product）作りです。
第３章では社内に蓄積された文章データを検索する方法を記します。一般的な検索エンジンとは違い、ユーザが提示した文章に類似した文章を探すという、類似文章検索の仕組みです。第４章では社内に蓄積されたPDFデータについて、類似PDFを検索する方法を記します。第５章では社内に蓄積された画像データについて、類似画像を検索する方法を記します。
３点の各事例では、githubへのコードの提出方法、自分のPCで社内公開する方法、を記しています。関係者へのデモとしての位置づけはもちろんのこと、エンジニアとして転職活動する際のポートフォリオの一部となることを期待してのものです。

日本の会社には多くのひとり情シスがいます。ひとり情シスが輝きを放つにはどうすればいいのでしょうか？
ひとつの解は、社内に蓄積されたデータを自動処理して既存業務にプラスのインパクトを出すことです。超多忙な情シスの業務の合間をぬってインパクトを出すには、インパクトを出せうるテーマを選ぶことと、使用するテクノロジーを正しく選択することが欠かせません。

MVP作りに欠かせないのは、本番環境にてデモを行うということです。本番環境のデモというのは 、社内外のネットワークに接続されたPCやスマホであれば、誰でもそのMVPを触って試せる状態にあることを指します。ユーザの目の前でいままさに動いている様子を直接に感じることで、あなたの成果物に対する第一印象を最高に高め、あなたの取り組みのファンにしてしまうことを目指します。そのユーザがデモのことを好意的に宣伝してくれることで、ファンが倍増を繰り返していく、バイラルなアプローチを志向しています。

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