著者:陽﨑 隆遠
ページ数:80
¥99 → ¥0
ペットロス。愛犬を失ってはじめてその言葉の意味や深さを知りました。
ボクの愛犬コジロウ。
犬種はキャバリア・キングチャールズスパニエル、毛色はルビー。
2007年4月18日に沖縄県糸満市で生まれました。
生まれて間もなく長旅で神奈川県川崎市にやってきたコジロウ。
コジロウとの運命的な出会いの瞬間は今でも忘れられません。
ペットロスは「自分のせい」という罪悪感から
生まれることもあるのだと思い知らされました。
ボクはコジロウを熱中症にしてしまいました。
しかし、コジロウの生命力の強さに救われて、
その後は何もなかったかのように
コジロウとの楽しい日々が続きました。
とはいえ、この罪悪感は一生持ち続けるものだと思います。
更には、そんな楽しい日常を突然襲ったコジロウの前立腺ガン発覚。
ボクはコジロウを病気にしてしまったことを
また「自分のせい」だと責めました。
そんなボクを救ってくれたのは他でもないコジロウでした。
コジロウはどんな時でもボクと奥さんに笑顔を向けて歩み寄ってくれました。
ボクたち夫婦は、自分たちができることを精一杯コジロウに尽くしてきたつもりです。
また、ボクはコジロウが旅立ってしまう瞬間に不思議な体験をしました。
もう自力では歩くことができないコジロウが夢に出てきて、一緒に行った九十九里の海岸を楽しそうに走っているのです。
まさにリアルで見た、元気な頃のコジロウの姿でした。
きっとコジロウは「今までありがとう!もうボクは大丈夫だよ」
最期にボクに言ってくれたのだと思います。
ペットロスを知らない犬を飼ったことがない人からは
全く理解されないこともありますが、
そんな人たちに意識を向けて時間を奪われるのはもったいないです。
本書は、あくまでボクたち夫婦が考えるペットロスについて書き綴っています。
ボクたち夫婦もペットロスではありますが、ペットラブに変換してコジロウとの楽しい思い出やコジロウが与えてくれたことを大事にしていきます。
また、もし今あなたがペットロスに苦しんでいるのであれば
『アナタと愛犬が過ごしてきた時間』の素晴らしさを本書で思い出すきっかけとなれば幸いです。
陽﨑隆遠(ひのざきたかとお)
目次
・第1章:コジロウとの運命的な出会い
・第2章:ペットロスの前兆-それは熱中症から始まった-
・第3章:コジロウ完全復活!-幸せな毎日-
・第4章:コジロウ、前立腺ガン発覚…
・第5章:手術成功!闘病生活、そして旅立ち…
・第6章:ペットロス真っ只中のボクが思うこと
・第7章:コジロウがボクたち夫婦に与えてくれたこと
・最終章:ペットロスをペットラブに変換して生きていきます
・著者プロフィール
・あなたにお願い
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