著者:月岡一治
ページ数:104

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この詩人は、優れた医師でありよき家庭人でもあるが、つねにいのちの際に立ってものを見、ものを考え、究極の素朴な言葉で詩を書く。それゆえ空は透きとおるように青く、花々はうつくしい。読者は微笑し目をうるませて、そそくさと大樹のそばを通りぬけ、この詩人の、<赤とんぼを休ませる/一本の木>に、止まりにゆく。――新川和江氏 帯文

【著者紹介】
月岡一治(つきおかかずはる)
1946年新潟県に生まれる
新潟大学医学部を卒業 内科医
新潟日報文学賞 新潟県民芸術祭賞 文芸にいがた文学賞
共済文芸最優秀賞 国民文化祭文芸祭入選 ほか受賞
日本現代詩人会会員
詩誌「アリゼ」同人

【既刊詩集】
家族詩集「詩集 少年 父と子のうた」(花神社、電子書籍)
「父と子の詩集  夏のうた」(花神社)
「時間の原っぱ」(花神社)
「明日へ向かう駅」(花神社)
「風の駅」(花神社)
「その池について」(花神社、電子書籍)
「パピルス」(電子書籍)

【随筆集】
「ひばり鳴く空」(新潟日報事業社)

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