時空の旅人下

この本は、まだ、子供の心を持っている大人。青春の尻尾を持っている大人。人生に前向きな大人。知的な好奇心の有る大人。開かれた心を持っている大人の人に、読んで欲しいと思います。勿論、まだ柔軟な心を持っている青年に、読んで貰う事を切望しています。もう、自分が確立している人。今の自分で、満足している人。物事を批判的に捕らえる事が、好きな人。あまり好奇心の無い人、人生を後ろ向きに考えている人。そう言う人には、余りお薦めでは有りません。そして、この本は、心がまだ柔らかい、中学生から高校生ぐらいまでの人に、読んで貰えたら、幸せだと思います。でも、この本には、最新の科学知識が沢山含まれて居て、素粒子物理学や量子論や分子生物学や脳科学などの専門用語が出て来ますから、読んでも直ぐには、理解出来ないかも知れません。そして１６章の人間とは何かの部分は、大変長い物語に成っています。人間の基本的な本質を少しでも、理解したいと言う思いで書いた部分です。しかし複雑で、千変万化する人間を捉え切れたとは、言い切れませんでした。自分をも含めて、人間とは何かを、これからも勉強しなければと思っています。もし、この章が、同じ様に考える人の勉強の手掛かりにでもなってくれたら、大変、幸せです。そして、いつか人間を勉強する人の参考に役に立てもらえたら、嬉しいと思つています。この本は、何だろうと思う人も居ると思いますが、そう言う人の為に、この本のジャンルは幻想小説、ファンタジーだと伝えて置きます。そして、この物語の本当の主人公は貴方だと思っています。

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