著者:大峯 顯
ページ数:56
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哲学者でもあり俳人でもある著者の法話集シリーズ第一弾。『浄土をもらって娑婆に生きる』と『回向される南無阿弥陀仏』の二編からなる、浄土真宗の救いとは何かを平易に説き明かす珠玉の言葉の数々。
「この大問題をはっきりおっしゃった親鸞聖人の言葉が、「信心の定まるとき往生また定まるなり」です。これだと、往生が定まるのは人生の中の一瞬です。死んではじめて定まるのではなく、生きている人に信心が生まれた時に定まるのです。信心とは、我々が時間の中において永遠なものに触れるということです。」
「この大問題をはっきりおっしゃった親鸞聖人の言葉が、「信心の定まるとき往生また定まるなり」です。これだと、往生が定まるのは人生の中の一瞬です。死んではじめて定まるのではなく、生きている人に信心が生まれた時に定まるのです。信心とは、我々が時間の中において永遠なものに触れるということです。」
※本書は「本当の言葉に救われる」として(有)百華苑様より紙書籍としても出版されています。
目次
浄土をもらって娑婆に生きる
・頓教と漸教
・今ここで如来の説法を聞く
・信心は永遠の瞬間
・浄土をもらって娑婆にいる
・往生が定まる
・世界の大肯定
回向される南無阿弥陀仏
・如来さまのはたらき
・南無阿弥陀仏は宇宙大の行
・名号の源泉
・今・ここの利益
・往相回向と還相回向
・言葉による救い
・南無阿弥陀仏の主になる
著者紹介
大峯 顯(おおみね あきら)
1929年奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。大阪大学教授、龍谷大学教授、放送大学客員教授、浄土真宗教学研究所所長、教学伝道研究センター顧問を経て、現在大阪大学名誉教授、毎日俳壇選者。句集『群生海』で第52回毎日芸術賞、第26回詩歌文学館賞を受賞。奈良県専立寺前住職。著書多数。
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