著者:大峯 顯
ページ数:58

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哲学者でもあり俳人でもある著者の法話集シリーズ第3弾。『かならず煩悩のこほりとけ』と『本願の名号』の二編を収録。私が阿弥陀さまに救っていただくとはどういうことか。現代最高の碩学が平易な言葉で浄土真宗の深淵を語る法話集。真理を求めるすべての人へ。
「私は煩悩だらけですが、その煩悩が溶けたら菩提の水となるのです。煩悩と菩提とは体無二ですから同じものです。もっと簡単に言うと、私たちは凍りついている仏なのです。そして阿弥陀さまは、溶けた凡夫です。我が溶けたら仏になるわけです。如来を信じた凡夫は、ただの凡夫ではありません。浅原才市が言っていますが、一口に迷いといっても二種類あるのです。迷いが迷いの内にあるのと、迷いが覚りの内にあるのとの二種です。迷いながら覚りの中にいる場合は、凡夫でありながら仏に成ることが決まっている正定聚の人です。」

目次

かならず煩悩のこほりとけ
・煩悩とは何か
・仏の大悲心を学ぶ
・真理に救われる
・煩悩滅すれど去る所なし
・浄土は楽しむ所ではない
・衆生と如来の関係
・如来と通い合う
本願の名号
・対話がないのは地獄
・本当の言葉
・生きていることの不思議
・本願の力で仏になる
・人は言葉から離れられない
・なぜ言葉なのか
・名号は「言われてあること」

著者紹介

大峯 顯(おおみね あきら)
1929年奈良県生まれ。京都大学大学院文学研究科博士課程修了。文学博士。大阪大学教授、龍谷大学教授、放送大学客員教授、浄土真宗教学研究所所長、教学伝道研究センター顧問を経て、現在大阪大学名誉教授、毎日俳壇選者。句集『群生海』で第52回毎日芸術賞、第26回詩歌文学館賞を受賞。奈良県専立寺前住職。著書多数。

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