著者:尾関 俊介
ページ数:590

¥500¥0

Unityはとても自由度の高いツールです。そして機能が豊富で、作れないゲームはほとんどないでしょう。それゆえ使いこなすためには多くのことを学ぶ必要があり、とても時間がかかります。本書では解説する内容を「2Dゲームを作る方法」に絞ることで、学習時間をなるべく短縮できるようにしました。
まずは、ミニゲームの作成をしながらUnityでの2Dゲームを作る基本を学びます。マウスでオブジェクトをクリックするだけの単純なものですが、2Dゲームの基本を理解できるものとしました。
次に、2Dゲームの基本とも言える横視点のシューティングゲームを作成します。プレイヤーオブジェクトを操作して、敵が撃つ弾をかわしながらショットで敵を倒すゲームを作ります。
さらに、横視点のジャンプアクションゲームを作ります。障害物をかわしながら足場を飛び移る基本的なアクションゲームの完成を目指します。ステージ作成には高機能なレベルエディタである「Tiled Map Editor」を使って、汎用的なマップ作成方法を学びます。
最後に、オリジナルゲームを作成するためのヒントを紹介します。この本があなたのゲーム作成の手助けとなれば幸いです。

※本書のサンプルとして、ミニゲーム作成についての記事をQiita(http://bit.ly/1dsks85)に投稿しています。こちらの記事を見て役に立つかどうかを確認の上、購入を検討するようお願いいたします。
※背景色は白またはセピア(Kindle for PC/Macでは白のみ)で閲覧してください。
※本書はKindle版電子書籍でのみ発売されている書き下ろしです。
※本書は自動更新の対象外となっているため、第一版をお持ちの方は、お手数ですが手動にて第二版に更新をしていただくよう、お願い申し上げます。手順につきましては「Kindle本を最新版に更新する方法」などでGoogle検索していただけると該当のページがいくつか見つけられます。このたびは、ご連絡が遅くなりましたことを深くお詫びいたします。

[改訂第二版での変更点について] 改訂第二版(2015年6月更新)の変更点は以下のとおりです。

・「Chapter4 2Dゲームを作るときに知っておきたいコンポーネント・クラス」を追加
・「Chapter5 uGUI入門」を追加
・巻末にサポート掲示板のURLを追加

「Chapter4 2Dゲームを作るときに知っておきたいコンポーネント・クラス」は、Amazonレビューで「独自のフレームワークを使用しているのが入門用として不適切」との意見をいただいたのを受けて、2Dゲームでよく使うUnityのコンポーネントとクラスをまとめました。
「Chapter5 uGUI入門」は、Unityの持つGUIツールの「uGUI」について基本的な使い方を学べる内容を目指しました。
これらの修正で、Unity2D入門書としてある程度カバーできる範囲は広がったと思います。ですが、それでもまだ足りない点はあるのでサポート掲示板を用意しました。本書について不明な点や疑問点があれば書き込んでいただけると直接お答えします。

[著者] 尾関 俊介(おぜき しゅんすけ):ゲームプログラマー。2005年株式会社ワークジャムに入社。携帯電話のアプリの開発・移植を行う。2007年有限会社ランカースに入社。コンシューマゲーム開発・ソーシャルゲーム開発に関わる。

[目次] Chapter1 ミニゲームの作成
1.1 プロジェクト作成
1.2 レイアウトの設定をする
1.3 Unityエディタの説明
1.4 素材のダウンロード
1.5 画像の登録
1.6 シーンの保存
1.7 カメラの設定
1.8 敵の作成
1.9 クリックすると消滅するようにする
1.10 たこ焼きを複数配置する
1.11 パーティクルの追加
1.12 パーティクルの動きを作る
1.13 Particleオブジェクトをプレハブ化する
1.14 ゲームクリア判定を作る
1.15 タイトル画面を作る
1.16 実行ファイルの作成
1.17 Tokenクラスの説明
Chapter2 シューティングゲームの作成
2.1 プロジェクトを作成する
2.2 レイアウトの設定とシーンの保存
2.3 スプライトを登録する
2.4 スプライトの切り出し
2.5 カメラを設定する
2.6 プレイヤーを作成する
2.7 ショットを作成する
2.8 描画順の設定をする
2.9 敵を作成する
2.10 敵とショットとのコリジョンを作成する
2.11 Layerグループの設定をする
2.12 敵とショットの当たり判定を実装する
2.13 パーティクルを実装する
2.14 敵が弾を撃つようにする
2.15 敵弾との当たり判定を実装する
2.16 敵を倒せるようにする
2.17 敵がいろいろな弾を撃てるようにする
2.18 敵をプレハブ化する
2.19 ボスを作る
2.20 サウンドの実装
2.21 ボスを倒したらゲームクリアとする
2.22 タイトル画面の作成
2.23 シーンの遷移を実装する
2.24 メインゲームからタイトル画面への遷移を実装する
2.25 オブジェクト管理クラス(TokenMgr.cs)について
2.26 サウンド再生クラス(Sound.cs)について
Chapter3 アクションゲームの作成
3.1 プロジェクトの作成
3.2 下準備をする
3.3 プレイヤーの作成
3.4 ゲームオブジェクト作成
3.5 スクリプトの設定
3.6 壁の作成
3.7 移動の実装
3.8 ジャンプの実装
3.9 着地判定の実装
3.10 床の端でもジャンプできるようにする
3.11 レベルエディタで壁を配置する
3.12 Wallオブジェクトをプレハブ化する
3.13 タイルサイズを決める
3.14 Tiled Map Editorファイルを読み込む
3.15 コリジョンのひっかかりを解消する(下方向)
3.16 コリジョンの張りつきを解消する
3.17 コリジョンのひっかかりを解消する(横方向)
3.18 プレイヤーのアニメーションを実装する
3.19 右を向くようにする
3.20 移動床を作成する
3.21 トゲを作る
3.22 プレイヤーを配置できるようにする
3.23 クリア判定を作る
3.24 ステージを作る
3.25 次のステージに進むようにする
3.26 レベルデザインをする
Chapter4 2Dゲームを作るときに知っておきたいコンポーネント・クラス
4.1 GameObjectとコンポーネントの関係
4.2 各コンポーネントの説明
4.3 よく使うクラスの説明
Chapter5 uGUI入門
5.1 uGUIを使ってみる
5.2 HPバーをSliderで実装する
Chapter6 オリジナルのゲームを作るには
6.1 ゲームアイデア発想法
6.2 ゲームアイデア発想法(邪道編)
6.3 つまらないゲームを面白くする方法
6.4 インディーズゲーム開発で成功する5つの方法

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