著者:堀龍市
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◆担当編集者のコメント
最初、堀さんのお話を聞いてみて、「本当かな?」と思いました。
経営の常識とされていることの、反対ばかりを口にされるからです。
堀さんは言います。「成功している社長は、自分の考えが成功しない多くの人には受け入れられないことを知っているから、自らの方法を語ったりしない。だから知られていない」と。
最初は「本当か?」と思った話の数々も、じっくり聞いてみると、「なるほど」と思うようになりました。
また、この方法でなければモノ余りの現代で成功する方法も存在しないと。
モノが売れないこんな時代だからこそ、大企業にできない作戦を打つことで、中小企業に成功するチャンスが生まれているのです。
日本の99%を占める中小企業の、99%の社長が、大企業のやり方や、経営コンサルタント、税理士の自分たちには役立たない方法を取り入れ、自分で自分の首を絞めています。
1%の成功している会社がしていることを取り入れて、成功し、社長も社員も取引先もお客様も、みんな幸せになってください!

◆著者のコメント
うまくいっている中小企業の社長は、誰ひとり数字を見ない!?
著者の堀龍市氏は父親の会社に勤めていたとき、業績回復の方法を税理士に相談したところ、「数字を見てムダな経費をカットしなさい」と言われました。
アドバイスに従って原価を抑え、従業員の給与は減らしていったところ、業績はよくなるどころかますます悪化、会社はついに解散することになってしまいました。
経営者の身近な存在であり、相談相手になってくれるはずの税理士は経営の素人、そのアドバイスは経営にマイナスなものでした。
私は「父親のように苦しむ社長を救いたい!」と決意、「経営に本当に必要な数字のプロ」になるべく税理士資格を取得しました。
そして、顧問税理士として多くの成功している経営者の話を聞くことで、成功の理由を探っていったのです。
その結果わかったこと。社員30~100人の中小企業で成功しているところの社長は、みんな会社の数字を見ていませんでした。
成功している経営者たちが、共通して見ていたのは――。
中小企業の100人に1人しかしていない、21世紀の中小企業が生き残るための、世間一般では非常識とされる方法がこの本にあります。

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