著者:山崎 和邦
ページ数:219

¥691¥0

「みんな言ってる」が、大損の第一歩!
なぜか何度もやってしまう、間違い・勘違い・思い込み。
しくじりを繰り返さないための自戒のポイント、挽回のヒントが満載!

【本文より】
市場で失敗は誰でもする。したことがないと言うならば、その人は市場に本当には参加していなかったか、賛歌していると錯覚していただけだったのだとさえ言える。その失敗から正しく学ぶか誤って学ぶか、または何も学ばないでいるか、この三つのアクション・コースの選択によって、その後の市場から得るものに天地の開きがある。正しく学ぶならば、人は株式投資の失敗からその成功のための教訓を多く得るはずだ。
手仕舞うべきときに手仕舞わなかったために、せっかく儲けていたのに結果的には大損することがある。
本書では、私が投資家の陥りやすい錯誤を分析して類型的にまとめたものを詳細に読者に紹介したい。そして浅はかな悲観主義や自暴自棄に陥らずに、失敗から正しく学ぶことによって、株式市場から得るべきものを得ようではないかと呼びかけたい。

【内容】
まえがき 投資の失敗から成功に至る教訓を得るために
序章 あなたはどこまでスペキュレートしているか
第1章 投資家もまた人なり――人は合理性のみで動くにあらず
第2章 人は非日常性に酔う
第3章 「勘」を養うべし
第4章 知っているつもりでも間違えやすい投資の数理
第5章 株で損をする心理上の落とし穴
第6章 大損する人のはまりやすい一〇の罠
終章 資本主義経済の最初の担い手は投機家だった

【著者】
山崎和邦(やまざき・かずくに)
1937年、シンガポールに生まれ、長野県で育つ。1961年、慶應義塾大学経済学部を卒業後、野村証券入社。1974年、同社支店長。同社を退社後、三井ホーム九州支店長に就任、1983年同社取締役、1990年同社常務取締役兼三井ホームエンジニアリング社長。退任後の2001年、産業能率大学講師として「投機学」講座を担当。2004年武蔵野学院大学教授。現在、武蔵野大学大学院教授兼武蔵野学院大学名誉教授。投資歴51年、前半は野村証券で投資家の資金を運用、後半は自己資金で金融資産を構築。晩年は投資家兼研究者として大学院で実用経済学を講義。ラジオ日経「木下ちゃんねる」、テレビ番組「ストックボイス」ゲストメンバー。
著書『常識力で勝つ超正統派株式投資法』『大損しない超正統派株式投資法』など。
電子書籍『4億円投資家直伝 実践 金儲け学 チャンスを逃さない投資の心得39』『スゴい投機家に学ぶ、金儲けの極意12』『名言に学ぶ金稼ぎ法則 世界の賢人が語るカネの真実40』『クソ上司の尻馬に乗る7つの美醜なき処世術 なぜ、イヤなやつほど出世が早いのか』『詐欺師に学ぶ 人を惹きつける技術 仕事に効く人付き合いのポイント44』『投機学入門』『投資詐欺』『常識力で勝つ 株で4倍儲ける秘訣 投資で負けない5つの心得』『会社員から大学教授に転身する方法 第二の人生で成功するための「たった3つ」の必勝ノウハウ』『株式投資の人間学 なぜ、損する株を買ってしまうのか』など。

【制作】
CLAP

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