著者:弘中 勝
ページ数:138

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武家政権を中心とする日本の中世期の形を決定付けた、鎌倉幕府。
個性的なクセモノ揃いの鎌倉幕府創業のメンバーの面々の中で、
後の世に模範的な武者の姿として武士たちの尊敬と畏怖を集め続けた、
伝説的忠臣・畠山重忠(はたけやま しげただ)。

関東最大の武士勢力である「秩父党」を若き日より率い、
平家打倒を目指して挙兵した源頼朝の軍に馳せ参じた畠山重忠は、
その忠義と怪力によって大いなる成果を次々に重ね、
源頼朝から絶大な信頼を得て、鎌倉幕府の開府に大きく貢献します。

諸臣の権謀渦巻く創業期の鎌倉幕府の中で、士魂忠烈の畠山重忠の存在は、
現代ビジネスの世界で企業発展期の重役メンバーに必要な意識や行動に通ずるものが多くあります。

社内からの熱い信頼、お客様からの深い信用を集める人物とは、どのような人物なのか?
経営やマーケティングに活かせる大切なものが、いろいろと見つかるのではないでしょうか。

連載13年、読者数10万人を突破するメールマガジン『ビジネス発想源』シリーズにて連載され、
経営者やマーケティング担当者に愛読されている人気コンテンツ、
「歴史発想源」が、待望の電子書籍化!

歴史上の英雄や偉人たちの生き様から、仕事や商売に活かせるビジネスのヒント、
人生や将来のために心すべき意識や精神など、様々なことを読み解きます。
仕事で新たな発想が欲しい時、商売で悩んでいる時、人生に行き詰まりを感じた時、ふとした空き時間ができた時などに、ぜひお手元の端末でページをめくって、歴史発想源の世界に入ってみて下さい。
きっと、その度にいろんな発見が生まれることでしょう。

■『歴史発想源/武心の鏡鑑・鎌倉功臣篇』目次

 ・はじめに
 ・「武心の鏡鑑・鎌倉功臣篇」開幕!
 【第一回】坂東の源平の勢力図「秩父党」
 【第二回】白旗こそ重代の恩「畠山重忠」
 【第三回】平家や信濃源氏を撃破「源平合戦」
 【第四回】言行一致が潔白の証「沼田御厨事件」
 【第五回】天下掌握への遠征先陣「奥州合戦」
 【第六回】武家政権の完成と揺動「鎌倉幕府」
 【第七回】重役同士の政争激化「梶原景時の変」
 【第八回】義将鶴ヶ峰に散る「二俣川の戦い」
 ・書き下ろしビジネスコラム
 ・「鎌倉功臣篇」風景紀行
 ・おわりに

■著者紹介

 弘中 勝(ひろなか まさる)
 ウィンビット代表取締役。プランナーとして様々な企画制作を行う一方、全国の経営者・マーケティング担当者へPR戦略の指導を行なう。講演、研修、メディア掲載など実績多数。
 連載回数4,700回を超えた日刊メールマガジン『ビジネス発想源』は読者数10万人を超え、週刊『ビジネス発想源 Special』は「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門を受賞。
 風景を共有するスマホアプリ「Paddy」プロデューサーを務める。
 著作に『会社の絞め殺し学』(祥伝社)、『アイデアひらめくビジネス発想源』(技術評論社)、『顧客と語らえ!』(現代書林)など

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