著者:弘中 勝
ページ数:149

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ポルトガル王国はアジア航路を切り拓いて大航海時代の幕を開き、
東の日本にも真っ先に到達して鉄砲など大きな影響を与えました。

ヨーロッパ最西端の辺境の小国に過ぎなかったポルトガルが、
なぜそれほどまでに世界に覇を広げて
大海上帝国を築き上げることができたのか。

その基礎を築いた人物が、エンリケ航海王子です。

稀代の事業化であり天才的な投資家であるエンリケ航海王子の
飽くなき挑戦が、小国ポルトガルを海へと展開させ、
世界各地を結びつける大航海時代を呼び寄せました。

リスボンのテージョ川にある有名な「発見のモニュメント」でも
多くの歴史的偉人の最も先頭に像が建てられており、
故郷のポルトでは記念公園も造られているエンリケ航海王子。

ポルトガルの国家的英雄である彼は、
その大きな時代の流れの基盤を作るために、
どのように国内の政争を生き抜き、
どのように国外へ覇を求めていったのか。

その生き様には、地域に密着している地方企業、
大手の攻勢に耐え生き残りをかける中小企業などに
大きな参考となるヒントがたくさん見つかるでしょう。

連載12年、読者数10万人を突破するメールマガジン『ビジネス発想源』シリーズにて連載され、
経営者やマーケティング担当者に愛読されている人気コンテンツ、
「歴史発想源」が、待望の電子書籍化!

歴史上の英雄や偉人たちの生き様から、仕事や商売に活かせるビジネスのヒント、
人生や将来のために心すべき意識や精神など、様々なことを読み解きます。
仕事で新たな発想が欲しい時、商売で悩んでいる時、人生に行き詰まりを感じた時、ふとした空き時間ができた時などに、ぜひお手元の端末でページをめくって、歴史発想源の世界に入ってみて下さい。
きっと、その度にいろんな発見が生まれることでしょう。

■『歴史発想源/大望の航路・ポルトガル篇』目次

 ・はじめに
 ・「大望の航路・ポルトガル篇」開幕!
 【第一回】レコンキスタと二国「イベリア半島」
 【第二回】独立を守れ「アルジュバロータの戦い」
 【第三回】経済躍進の第一歩「セウタ攻略戦」
 【第四回】新たなる貿易ルート「マデイラ諸島」
 【第五回】ジブラルタルの攻防「タンジェ攻略戦」
 【第六回】サハラ砂漠を越えて「ギニア到達」
 【第七回】私情より国益を「エンリケ航海王子」
 【第八回】夢は世界が受け継ぐ「大航海時代」
 ・書き下ろしビジネスコラム
 ・「ポルトガル篇」風景紀行
 ・おわりに

■著者紹介

 弘中 勝(ひろなか まさる)
 ウィンビット代表取締役。プランナーとして様々な企画制作を行う一方、全国の経営者・マーケティング担当者へPR戦略の指導を行なう。講演、研修、メディア掲載など実績多数。
 連載回数4,500回を超えた日刊メールマガジン『ビジネス発想源』は読者数10万人を超え、週刊『ビジネス発想源 Special』は「まぐまぐ大賞2016」のビジネス部門を受賞。
 風景を共有するスマホアプリ「Paddy」プロデューサーを務める。
 著作に『会社の絞め殺し学』(祥伝社)、『アイデアひらめくビジネス発想源』(技術評論社)、『顧客と語らえ!』(現代書林)など

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