著者:柳本真弓 (読み手)
ページ数:84
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肩こり、腰痛、ダイエット……、
ツボは体をよくしたいときに押すものと決めつけていませんか。
イラっとしたとき、むなしいときなどにも、
ツボは効果を発揮します。
体の中には、脳や心臓といった臓器につながる通り道が何本もあって、
その中をエネルギーが走っています。
そのエネルギーによって、血やリンパなどが運ばれ、
体の中をぐるぐると回ることによって、生命活動を行っています。
気持ちよく巡っているはずのエネルギーの流れが乱れると、
むかつく、さみしいといったマイナスの感情が起こりやすくなります。
エネルギーの通り道にあるツボを刺激して、
むかつきの原因となったエネルギーの乱れを整えることで、
マイナスの感情も起こりにくくなります。
心が弱ったときに効果的なツボをたくさん紹介しています。
ツボというと、ハードルが高そうですが、
押して気持ちいいところを押してみてください。
ツボの位置や押す回数などに神経質になる必要はありません。
温めてもいいし、叩いてもいい、こすってもいい。
とにかく、気持ちよければ、それがいちばん。
精神的に弱っているときというのは、
体にも不調が起こっている可能性があります。
心に効くツボを刺激することで、
体の不調も治せたら一石二鳥ですよね。
たとえば、イライラに効くツボを刺激すると、
頭痛やめまいといった体の不調にも効きます。
心と体は表裏一体なのです。
眠る前に、今日一日の心の疲れもリセットしてみてください。
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