著者:佐藤隆之
ページ数:41

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アジャイルは多くの業界におけるソフトウェア開発へ導入されるようになりました。顧客からの要望を早期に設計・開発へ反映し、無理や無駄を省いて、顧客のニーズに応える製品を開発するのを目指します。しかし、アジャイル開発の理解が不十分であったり、経験が不足したりしている場合、想定した通りの成果が得られないケースも報告されています。特に、行き当たりばったりの開発に終始してしまい、品質が担保できない問題が見受けられます。また、大きな問題に至らなくても、どこまでアジャイル手法を厳格に適用すればよいのか、どこまで詳細にドキュメントを書けばよいのか、といった疑問も少なくありません。

本書では、品質を担保しながら、高速にソフトウェア製品を開発する方法を解説します。近年は、航空・宇宙・防衛・医療といった人命に関わる製品を取り扱い、規制要件の強い業界でもアジャイル開発が採用したプロジェクトが増えてきました。そこで、筆者が海外ベンチャー企業で医療関連ソフトウェアのアジャイル開発のプロジェクト管理業務に従事した経験をまとめて紹介したいと思います。

規制要件のある分野では、リスクをいかに管理するかが肝となります。アジャイル開発の各イテレーションでリスク評価を行い、リスクの高い機能から優先順位をつけ、プロジェクトの早期段階からリスクを低減します。また、リスクの高い製品では、設計文書やテスト評価のエビデンスをより多く残し、品質が担保されていることを客観的に示す取り組みが推奨されるのです。

< 本書の内容 >
1.品質を担保するためにアジャイルが求められる理由
2.アジャイル開発の効果
3.規制業界におけるアジャイル事例
4.リスク評価を中心としたアジャイル開発
5.リスク管理を伴った文書化と開発ステップ

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