著者:佐々木 裕平
ページ数:180

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「投資で失敗したくない」「なぜか投資がうまくいかない」 そんな投資未経験者から、初心者の方まで、楽しく読めます。 投資・資産運用に明るいお金の専門家が 思わずクスッと笑える失敗例を紹介しつつ 正しい考え方を示します。 「お金持ちになりたい」「幸せになりたい」 と思いながらも、おかしな方向へ進んでしまうのはなぜか? そして、それを防ぐにはどうしたらいいのか? 心理や行動について楽しく読み進めているうちに、 お金に対する合理的な考え方と知識が身につきます。 本文見本(1章より抜粋) ■【チャート分析をあてにしてはいけない】  チャート分析という名前の投資の分析方法をご存知でしょうか?   例えば、最近の金融商品の値動きが折れ線グラフで書いてあったり、ロウソク足などと呼ばれるグラフをもとに、分析する方法です。  この分析方法は、一般的には次の前提条件のもとに成り立っています。 ・過去の株価などの金融商品の値動きの中に、すべての情報が含まれており、これを分析すれば、未来の株価などの値動きが分かる  とてもすごいですね。  ですから、書店に行けば、チャート分析の本がたくさん売っています。また、テレビやマネー雑誌などでも、目にすることがあります。それどころか、金融機関のセミナーなどでも取り上げられることがあるようです。  でも、結論から言うと、このチャート分析というのは、まったく意味がありません。残念ながら、過去の株価の動きを分析しても、それで未来が分かるということはないのです。  もし、チャート分析で株価の動きが分かれば、私もあなたも大金持ちです。また、国の借金問題も解決して税金は安くなりますし、年金問題も解決して老後も安心、世界はバラ色です。ですから、その法則を発見した人はノーベル経済学賞間違いなしでしょう。でも、現実にはそうなりません。  じつは、今では金融商品の値動きは「短期的には、規則性は確認されず、まったくランダムに動く」というのが多くの学者の中での見解です。スーパーコンピューターに過去の株価などをすべて入れて、何らかの法則性を見出そうとしても、見つからないのです。  なぜでしょうか?  (続きは本文で。知らないと損する楽しい知識が満載です) 目次 1章 誰でもはまる、残念な投資の方法 2章 お金の基本を理解しよう 3章 長期分散投資に向いている金融商品は? 4章 「残念」を減らしたい人のための投資信託の選び方 5章 間違いだらけの分散投資 6章 長期間の運用が重要なのはなぜなのか? 7章 今すぐできる 気持ちとお金の流れの整え方

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