著者:角川総一
ページ数:56

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「もう古い常識には騙されない」の第二集です。ここでは、3つの経済常識が通用しなくなってきたことを取り上げます。
1つは「円安になっても輸出は増えなくなってきた」こと。従来の常識だと「円安」で「輸出量の増加」が期待できた。しかし現実にはアベノミクス以で急速に円安が進んだのに、輸出量はほとんど増えなかった。
2つ目には「金利が下がっても物価は上がらなくなってきた」ことを取り上げます。これも従来の常識では説明できないことです。世界的な規模で物価が上がらなくなってきたのはなぜか?
3つ目のテーマは「景気が多少良くなってきても金利は上がらない」ことを実証データを見ながら考えます。ポイントは「主に、企業がお金を借りようとはしなくなってきた」ことにあります。さてなぜか?
第一集に続き、豊富な実証データ(グラフ)を交えながら、専門用語を廃した平易な語り口調で、誰にでもでも分かるように丁寧に説明してあります。寝転がってリラックスして読み進めてください。

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