著者:三浦敬一
ページ数:190

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☆製品の差別化を強化したいが、新しい発想がなかなか湧いてこない。
☆自社技術を生かして新しい市場に進出したいが、どう進めたらよいか困っている。
☆上司から新製品の企画を指示されたが、何から手を付ければよいか分からない。

ものづくり企業でイノベーション強化に取り組もうとすると、間違いなく直面するのが上のような課題です。ものづくりの現場では、多くの人が毎日のように、さまざまな改善・改革に取り組んでいて、経験ある人材も数多く活躍していますが、それでも、いざ実際にイノベーションの取り組みに着手すると、どう進めたらよいのか、新しいアイデアが出ない、方向性が見えない、マンネリだと頭を抱えることが多いのではないでしょうか。

世界の製造業がグローバル化の大波に揉まれている今日、我が国B2Bものづくり企業の最優先課題がイノベーションの強化にあることは言うまでもありません。
しかしそれでは;
B2B分野のイノベーションにどう取り組めば、確実に成果を実現できるのでしょうか?
 
この方法論の問いへの解答は今なお明確ではありません。B2B(生産財)の分野ではイノベーションの具体的手法の確立が十分とはいえず、製品企画メンバーには、方法論上のトライと製品開発に同時に取り組まなければならないという二重の負担が課せられています。

本書は、このような問題認識の下に、B2B(生産財)分野のものづくり企業がイノベーションに取り組むための具体的で実際的な手法を提供することにより、イノベーション活動の基盤強化を図ることを目的とする入門書です。
イノベーションへの取り組みをニーズとシーズの探し方の違いで4つのタイプに分けて、ニーズ探しからアイデアづくりへの取り組みを、タイプ別の5段階の手順として整理し、多忙な実務者が気軽にしかも着実に取り組めるよう、図や事例を交えて詳しく解説します。
初心者だけでなく、製品企画や業務改善の一定の実務経験をもとに、これからさらにイノベーションの方法論を強化し洞察力とアイデア発想力を高めたいとする経験者の需要に応えることを目標に、タイトルを「再入門」としました。

B2Bのイノベーションに天才のひらめきは必要ありません。偶然や思いつきに委ねるのではなく、本書の考えと手順に沿ってシステム的に活動を進めれば、イノベーションの実現に一歩も二歩も近づくことができます。

≪本書の構成》
はじめに
第1章 グローバル環境が鍛えるB2Bイノベーション
第2章 B2Bイノベーションの源泉は意味的価値
第3章 イノベーションの取り組み:4つのタイプ
第4章 最初は基本のソリューション最適化型から
第5章 新ソリューション発明型で難題に取り組む
第6章 高次ニーズ発掘型への挑戦で新市場に展開
おわりに
参考文献

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