著者:時岡治
ページ数:23
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(本文より)最上階の展望台から眺める夜景は、とてもロマンチックで綺麗。バンコクの夜景。道路が車列でつながり、ヘッドライトの灯りが川のようにつながっている。美紀とぼくは、寄り添いながら、その夜景を見て楽しんでいる。回転するフロア。傍らには、美波(みなみ)と薫(かおる)。ドンムアン空港で送迎待ちをしていた女の子たちだ。美紀がチェックインの時、声をかけると一緒についてきて、バイヨークスカイホテルのレストランで、フルーツバイキングを食べ、いま、最上階の展望台にいる。途中、77階で、室内から展望した。そのとき美紀が地下街に行くのを忘れ、一度地下に下りてまたここに戻りたいと言った。ここに戻るのにはチケットがいる。ぼくは、チテットを見せ、77階のフロアにいた案内員にその旨を英語で伝えると、案内員の綺麗な女性は、チケットに何やらタイ語で書き、向かいのエレベーターを示して、そこから降りるように教えてくれた。ぼくたちは、エレベーターで1階へ降り、地下街へ行ったのだが、そこはシャッターが閉まりスラム街のようだった。とても危険な雰囲気だったので、地上へあがり、バイヨークスカイホテルの前の露店で徘徊して雰囲気を楽しんだ。それからまた、チケットを見せ、77階へあがり、さらに最上階へ上がったのだが、途中、美紀は、ぼくが声をかけた案内員をとても気に入って、なにやらコンタクトをとっていた。 最上階で、美紀と触れ合っていると、美紀は、美波と薫を誘い、ふたりの身体に触れだした。それにつられてぼくも美波と薫の身体に触れてみる。うっとりと寄り添う二人に軽く、キス。そして、次第にディープに触れ合っていく。グレイのワンピースの裾から手を忍ばせ、股間に触れてみると、そこはすでに湿地帯。美波がうっとりとっして舌を絡ませてくる。もう一方の手で、薫のものにも触れてみる。と薫の股間で、美紀の指と接触した。美紀は、もう一方の手で、ぼくの股間に触れている。「降りようか。」 堪らなくなり、そう言うと、ぼくたちは、バンコクの夜景を後に、階下へと降りた。(目次。1・バンコク、2・バイヨークスカイホテル、3・二日目の夜、4・サイアム、5・帰国、6・ライン)
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