著者:中村アミ
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私は、生まれ持って特別な超感覚みたいなものがある。
それが他人にはない能力なのだってことに気がつくのに、何年も何年もかかった。

私は他の人になったことがないので、他人の感覚について知る由がないからだ。

どういう感覚かというと、意識の裏側に沢山のドアがあって、スルリと違う空間に移動してしまうことができる。
その裏側には、私たちの人生とか現実を形成している源が隠れている。普通の人間が住んでいる家の裏側に存在する、普通の人には見えない世界。そこには世界の秘密や本質が潜んでいる。

私がスルリと移動する世界は、いつも静かで幸せ。

自分の周りに、グルンとまゆみたいなものが覆っている感じ。

それは、おカイコさんが、せっせと糸を出して自分の体を覆っていくけれど、私の場合は、ちょこっと透けて見える絹をいつも被っているって言った方がいいかもしれない。

このまゆの中にいると、私は限りなく安全で幸せだった。そこでゆっくり眠っていると、いつもふわふわする誰か、それも1人ではない、数人の誰かがいつも私に話しかけている。

でも、それは言葉ではない。気配みたいな感じ。
その気配は薄いピンク色をしていて、限りなく優しい。
そこの中でずっといられるなら、限りなく安心でしあわせだといった感覚。

それはきっと愛なのかもしれない。それも人間の愛ではない。もっと大きな巨大な存在の愛。

そうした感覚の中にいつもいた。
限りなく平和で幸せな空間。

ところが、私の現実の世界はそうではなかった。家族がいて、幼稚園に行ったり、学校へ行ったり、人が生きている世界はめちゃくちゃ忙しくて刺激が強くてダイナミックだった。

普通の人がなんとも感じないような出来事が、私には多分10倍くらいに拡大する。
人の考えている事とか、近くにいる人のイライラしたような感覚が、ダイナミックに伝わってくる。

人はみんな現実的には見えないその人だけのまゆ空間を持っていて、そこの中で争いごととか、喧嘩とかが、恐怖ドラマとかまで繰り広げられていて、それがわたしには透けて観える、いや、感じるのだと思う。

そのせいで、他人のイライラ空間を感じると、私は、急いで自分のフワフワの隠れ家空間へ移行した。

そこへ移行する為には、周りに誰もいないことが必須だったので、私は家の裏側に行ったり、机の下に秘密基地を作り、そこに隠れて静かにしてから、意識で移行した。

隠れられない時は、机の下に地下の隠れ家を想像して、その図面を延々と描いていた。

そこに隠れていたら安全な感じがした。

幼稚園の頃は、目を閉じて気配だけを感じながら道を歩く練習を開始した。その頃は道路に車がいなかったから大丈夫だったけれど、今みたいに車だらけだと、もうとっくに車にはねられたかもしれない。

私はこの超感覚と波動を透視する力とともに、こっちの世界とあっち側の世界をいつも行ったり来たりしていた。

私はこの能力のお陰で、小さい頃からこの現実の世界に馴染むのがかなり大変だった。

雑踏に出かけると、多くの人々の気が侵入してお腹を壊す。きっと私には、自分を守るための皮膚がないのかもしれないって、思ったりもした。

そのせいで、雑踏でも平気なように、「強くて立派な皮膚を育てる!」ことが必須事項になったかもしれない。

おカイコさんのようなスベスベで艶のある美しい皮膚を! そして、自分の魂をその中でほんわかと守れるように。
永遠にピカピカで美しい皮膚を守る道がこの頃から始まったような気がする。

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目次
はじめに
神様は私たちに必要なものを全部与えてくれている
ハーブ薬
オーガニック生活
笑うと象のような小ジワが!
夢の生活
英語の国
タスマニアは自然の宝庫
生きている水
ハーブを採集する毎日
アロマセラピーオイルとの出会い
小じわが消えた!
オーガニック スパ リトリート
オーガニックフェイシャルトリートメント
お肌の細胞のアクティベイト(活発化)
フェイシャルリフトアップ方法
Do you follow me ?
世界でも最高なプレミアムなスキンケア
ACOオーガニック証明
オーガニックヘアケア
美と健康を維持する最高の方法

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