著者:安 幸村
ページ数:293

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 ゲーム開発の現場で、プランナーはどの様に打ち合わせを進めればいいのか?
 打ち合わせをしないと、どんな問題が生じるのか?

 プランナーにとって、不可避の「打ち合わせ」。
 仕様書のすりあわせや相談、進捗の確認など、ケース別に打ち合わせの進め方や要点を物語を通して解説します。

【目次】
 はじめに
 物語編
  第1章 混沌の現場
  第2章 助っ人のプランナー
  第3章 仕様書のレビュー&すりあわせ
  第4章 進捗ミーティング
  第5章 相談のための会議
  第6章 伝えるために
 番外編 プレイバック・ブルー
 解説編
  第1章 プランナーの「打ち合わせ」とは
  第2章 打ち合わせの形態
  第3章 「打ち合わせ」の段取り
  第4章 具体的な進行方法と結果
 あとがき

<古井土は会議やら打ち合わせやらが嫌いだった。何を話しあいたいのか意図不明で、これといった結論も出せないまま、ダラダラと時間を浪費するだけの、無駄な時間だと思っていた。だが、確かに打ち合わせの目的を明確にすれば、関係する多くのスタッフにより効率良く自分の意図を伝えられるし、的確な指示を出しやすい。
 チャットやメールにしろ企画書や仕様書にしろ、書き言葉を通じての指示や情報がどれだけ独り歩きするか、古井土はここ数ヶ月の間に思い知らされていた。受け手の理解度に一方的に期待し、その解釈をすべて委ねるのは長い目で見れば効率が悪いのではないか。それを解消しようと思えば、まずは、自らがきちんと覚悟と責任を持って、自分の意図を伝える。
 そのための方法として打ち合わせを活用できればいいのではないか……。>
「第五章 相談のための会議 4 古井土の変化」より

 物語編では打ち合わせが無く、情報が独り歩きして混乱している開発現場の中で、助っ人として出向してきたプランナーの奈南士と結芽見の二人が、現場で打ち合わせを実践していく様を通じ、打ち合わせの重要性と主催・進行の具体例を描きます。
 解説編では、打ち合わせの段取りと進行のポイントを改めて解説。
 プランナー以外の、打ち合わせが苦手な方にも参考にしていただける一冊です。
 
 ※本作は電子書籍です。
 ※2020年5月12日に第2版として改訂。誤字の修正のみです。

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