著者:藤場 俊基
ページ数:106
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天親菩薩の称名念仏に成就した本願の名号をキーワードに、『浄土論註』の意(こころ)が、今、読み解かれる!
サンガ聖典シリーズ5『浄土論註講義 Ⅰ』藤場俊基氏著。
真宗大谷派能登教区連続教学講座=『浄土論註』共同学習会における藤場俊基氏の講義を元に、講師による加筆修正を経て編集した講義録。ついに刊行!
A5サイズ 116頁
目次
講義 第1回 2010年2月24日
共同学習の意義
聖教の学び方
『論註』とは
「優婆提舎」
ただ念仏すべし
天親菩薩の称名
曇鸞と浄土教との出あい
「往生論」と「浄土論」
始まりが念仏
称名念仏の因
回向門から受け継がれる本願念仏の歴史
成果を期待せず、土を耕し続ける
講義 第2回 2010年2月25日
龍樹と親鸞を結びつけた曇鸞
大乗仏教の究極
生きた仏道となるとき
最初の念仏者
称名念仏へのためらい
曇鸞と道綽の出あい
曇鸞が縦糸・善導が横糸
人間の受け止めと教えとの乖離
願と行
本願が成就する相
浄土教の仏教史的意義
「不請の法」
「心」・「意」・「識」
いつでも・どこでも・誰にでも
最初の一歩の共有
他の執着を相対化する執着
著 者 略 歴
藤場 俊基 (ふじば としき)
真宗大谷派常讃寺住職。1954 年石川県石川郡白峰村( 現白山市) に生まれる。 早稲田大学政治経済学部経済学科卒業。三和銀行で5 年間勤務。大谷専修学院 修了。大谷大学大学院博士課程(真宗学専攻)単位取得。
(主な著書)
『顕浄土方便化身土文類の研究―弁正論―』(文栄堂) 『親鸞の教行信証を読み解く Ⅰ~Ⅴ』(明石書店) 『親鸞の仏教と宗教弾圧』(明石書店) 『親鸞に聞く阿弥陀経の意』(樹心社) 『教行信証 大河流覧』(法藏館)
シリーズ一覧
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