【無料で読める】パニック障害それでもできることはある: 40歳の会社員が突然パニック障害に！会社を辞め、コーチングで起業するまでを描いたコルクさんのブログが書籍になって登場！

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◉前書き◉
これを読まれているあなたは、私と同じような体験をされているかもしれませんね。
パニック障害や不安症などの要素があるのでないか、もしくは診断を受けておられるのかもしれませんね。
　
この作品は、私がパニック障害に罹ったことで起こった様々な出来事や、症状との格闘の日々を面白おかしくブログに書いていたものを、そのまま書籍化したものです。
独特なタッチが話題になり、このブログは当時ランキング１位にもなりました。
　
「同じパニック障害の方が少しでも元気が出るように」との思いから書き出したものです。
　
私は長い間、「体調が悪い」という人の気持ちが分かりませんでした。
幼い時は小児喘息やアトピー性皮膚炎がありましたが、物心ついた時には治っており、数年に１回風邪を引いて、３８℃くらいの熱が出る（この辛さは分かります）くらいで、「健康」というものを意識したことなど一度もありませんでした。
　
社会に出てからも、１日、２日くらいは寝なくても働けました。
そんな体だったので、「体調が悪いから仕事を休む」という人の気持ちが全く分かりませんでした。
正直、「サボっているのでは…？」と思っていたほどです。
　
我々の世代（？）の教育は、学校でも習い事でも、とにかく「行く」という事が正義とされていました。
私の父親も仕事を休む事は全くしない人でした。
そんな流れからか、私もいつの間にか「休む」＝悪、「行く」＝正義、という価値観があったようで、数年に１回ほど高熱を出すのですが、水分を摂って汗をかいて、着替えて、を一晩中繰り返し、朝方には熱を下げて、仕事を休むことはありませんでした。
　
そんな私は、介護老人福祉施設で働いていた時、良性発作性頭位めまい症に罹り、２週間以上仕事を休みました。
３９歳の頃でした。
人生で初めて仕事を休んだのがこの時です。
　
それからなんとか復活しましたが、約１年後の４０歳の時、突然人生が変わりました。
忘れもしない２０１６年８月１７日、私は夜のドライブがとても好きで、この日も１人で夜のドライブに出かけていました。
全てはこの日から始まりました…。
　
これをきっかけに、まともに歩くことができなくなった私が、病院をいくつも回り、行き着いた先が心療内科。
生まれて初めて入った心療内科で判明したのは「パニック障害」というものでした。
　
今では分かります…。
体調の悪い人の気持ちが…。
思うように動けないもどかしさ…。
苛立ち…。
悔しさ…。
諦め…。
それを一通り経験した私は、自分で事業を興し、実業家になりました。
　
パニック障害が原因で辞めたサラリーマンでしたが、今の方が自由な時間と、以前の給料以上の収入、素晴らしい仲間を得ることができています。
　
今思えば、パニック障害にかかっても人生は十分楽しめるものなのです。
これを読んでいるあなたが少しでも人生を楽しめることを願って…。
　
それでは、第１章から楽しんでお読みください！
　
※この本は、当時のブログをほぼそのままの状態で書籍化しています。
　

◇目次◇

第１章　　　なぜか？！　車の運転中に突然起こった「動悸・息切れ・発汗・めまい症状」

第２章　　　パニック障害を克服するぞ！　原因や発作・症状はこれで分かる！

第３章　　　パニック障害に効果が出た！　オススメ