著者:松田達也
ページ数:112

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XMLはプログラミングを行っていく上で必ず必要となるデータ形式です。

データ形式として「CSV」や「JSON」などがありますが、システム間のデータのやりとりで用いられる主要な形式が「XML」と言えます。

例えば、インターネット上に公開されているWebサービスを、アプリケーションを通して活用するには「Web API」と呼ばれるインターフェースを用いることになりますが、その際、やり取りされるデータの受け渡し形式で「XML」が使われています。

なぜ、XMLが使われるのか、その理由について知るにはまず、「XMLとは何か?」について詳しく知る必要があります。

本書は、そのXMLについて初学者でも無理なく読み進められるよう図解を用いてわかりやすく解説しています。昨今のアプリケーション開発事情では、「XMLなんて知ってて当たり前」という風潮も見られます。

ぜひ、本書を通して、XMLについて学んで頂ければと思います。

プログラミングの勉強をされている方やプログラマーを目指している方の参考になれば幸いです。

【目次】
はじめに
第1章 XML概要
 XMLとは
 HTMLとXMLの違い
 CSVからXMLへ
  XMLのメリット
  文字コードの指定が可能
 XML概要 まとめ
第2章 XMLの基本
 XML文書を作成する
 作業環境構築
 サンプルXMLの作成
  XML文書を表示
 タグと要素
  XML文書の構成
  要素の記述
 要素名の命名ルール
 属性の記述
  要素と属性の使い分け
 XML文書の文法が厳格な理由
  ルート要素は必ず定義する
  終了タグで必ず終わらせる
  要素は正しくネスト(入れ子)構造とする
  各要素名の大文字・小文字を区別する
  空要素を空要素タグで記述する
  属性値はダブルクォーテーションで囲む
  属性名のみの記述は許されない(属性値を省略できない)
 XML文書の文法が厳格な理由
第3章 XSLTの基本
 XSLTとは
  XSLTでできること
 XMLをHTMLに変換する
  XSLTにより変換したHTML文書にCSSを適用する
 XSLTスタイルシートプログラミング(宣言)
  XML文書をXSLTスタイルシートと関連付ける
  XSLTスタイルシート
 XSLTスタイルシートプログラミング(テンプレートルール)
 XSLTスタイルシートプログラミング(テンプレート)
 テンプレートルールを複数定義する
  テンプレートから別のテンプレートルールを呼ぶ
  テンプレートはパターンによって複数回処理される
 XPathとは
  XPathとは
  絶対位置指定
  相対位置指定
  XPathで使用する記号
  他にもあるXPathの利用方法
 XSLとXLST
第4章 スキーマ記述
 整形式文書と妥当な文書
  DTD(Document Type Definition:文書型宣言)
  DTDの問題点
  XML Schema
  整形式文書と妥当な文書
 DTDとは
 名前空間を使う
  名前空間とは
  URIについて
 XML Schemaとは
  DTDの問題
  XML Schema
 XML Schemaの定義
  要素を取り決める
  「要素の内容」に要素を含む要素の定義
 ref属性を使ったスキーマ定義
  ref属性で要素を参照
 内容モデルの定義
  要素の順序を取り決める
  要素の出現回数を取り決める
  要素のゆらぎを表現する
  混合内容とする
 属性の定義
  属性を取り決める
 スキーマとはいったい何か
第5章 XML文書を操作するアプリケーション作成
 Java開発環境構築
 DOMとは
  XMLパーサー
  DOMとは
 簡単なDOMサンプルプログラムの作成
おわりに

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