著者:松田達也
ページ数:112
¥350 → ¥0
データ形式として「CSV」や「JSON」などがありますが、システム間のデータのやりとりで用いられる主要な形式が「XML」と言えます。
例えば、インターネット上に公開されているWebサービスを、アプリケーションを通して活用するには「Web API」と呼ばれるインターフェースを用いることになりますが、その際、やり取りされるデータの受け渡し形式で「XML」が使われています。
なぜ、XMLが使われるのか、その理由について知るにはまず、「XMLとは何か?」について詳しく知る必要があります。
本書は、そのXMLについて初学者でも無理なく読み進められるよう図解を用いてわかりやすく解説しています。昨今のアプリケーション開発事情では、「XMLなんて知ってて当たり前」という風潮も見られます。
ぜひ、本書を通して、XMLについて学んで頂ければと思います。
プログラミングの勉強をされている方やプログラマーを目指している方の参考になれば幸いです。
【目次】
はじめに
第1章 XML概要
XMLとは
HTMLとXMLの違い
CSVからXMLへ
XMLのメリット
文字コードの指定が可能
XML概要 まとめ
第2章 XMLの基本
XML文書を作成する
作業環境構築
サンプルXMLの作成
XML文書を表示
タグと要素
XML文書の構成
要素の記述
要素名の命名ルール
属性の記述
要素と属性の使い分け
XML文書の文法が厳格な理由
ルート要素は必ず定義する
終了タグで必ず終わらせる
要素は正しくネスト(入れ子)構造とする
各要素名の大文字・小文字を区別する
空要素を空要素タグで記述する
属性値はダブルクォーテーションで囲む
属性名のみの記述は許されない(属性値を省略できない)
XML文書の文法が厳格な理由
第3章 XSLTの基本
XSLTとは
XSLTでできること
XMLをHTMLに変換する
XSLTにより変換したHTML文書にCSSを適用する
XSLTスタイルシートプログラミング(宣言)
XML文書をXSLTスタイルシートと関連付ける
XSLTスタイルシート
XSLTスタイルシートプログラミング(テンプレートルール)
XSLTスタイルシートプログラミング(テンプレート)
テンプレートルールを複数定義する
テンプレートから別のテンプレートルールを呼ぶ
テンプレートはパターンによって複数回処理される
XPathとは
XPathとは
絶対位置指定
相対位置指定
XPathで使用する記号
他にもあるXPathの利用方法
XSLとXLST
第4章 スキーマ記述
整形式文書と妥当な文書
DTD(Document Type Definition:文書型宣言)
DTDの問題点
XML Schema
整形式文書と妥当な文書
DTDとは
名前空間を使う
名前空間とは
URIについて
XML Schemaとは
DTDの問題
XML Schema
XML Schemaの定義
要素を取り決める
「要素の内容」に要素を含む要素の定義
ref属性を使ったスキーマ定義
ref属性で要素を参照
内容モデルの定義
要素の順序を取り決める
要素の出現回数を取り決める
要素のゆらぎを表現する
混合内容とする
属性の定義
属性を取り決める
スキーマとはいったい何か
第5章 XML文書を操作するアプリケーション作成
Java開発環境構築
DOMとは
XMLパーサー
DOMとは
簡単なDOMサンプルプログラムの作成
おわりに
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