著者:こなみゆきこ
ページ数:27

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◆中学で情報を学ぶのは「技術科」というのをご存じですか?

2003年からは高校では「情報」が必修となり、さらに家庭科で消費経済の中で情報に関する教育が、カリキュラムの一つです。

しかし、日本の教育を引きずる親世代は、「技術家庭」や「家庭科」「情報科」の授業を蔑ろにしています。

それが、情報社会の分野で、他国との差を生んでいきます。

さらに、アメリカやフランスは、情報や工業だけでなく農業教育や環境教育にも力を入れています。

親世代も同じような意識で育っているため、学校での成績で「技術」を気に掛けることもありません。

そんな時、2020年に大学共通テストで「情報」の必修化が発表されました。

戦後の高度成長期をもう一度、と考えるなら技術科の授業がなくてはならないことになります。

実は、技術科ってすごく重要な教科ということですね。

◆日本の情報教育は英語教育と並び、アメリカや中国、韓国と比較するとかなり遅れています。

アメリカでは全米の高校生たちの間で、日本でいうところの「ハッキングインターハイ」が行われています。

Eスポーツの大会も、他の国から大きく引き離されて、やっと立ちあがったところです。

日本は、「ハッキングは悪いこと」ということは教えても、それを防ぐ必要性までは教えていません。

そのため、日本の情報教育では「ハッキングを自分でブロックする」という「自分で自分を守るという力」が抜け、様々なネットワーク犯罪の被害にあっています。

さらに、コロナ禍の影響でのリモートワークの普及で、情報教育の重要性が考えられるようになりました。

◆中学生の家庭科では、消費者教育で「悪質商法」について学び、さらにネットワーク問題や環境問題が取り入れられています。

中学生の中には、スマホや携帯ゲームを使って「課金」をしたり、SNSで自分の情報を無制限に拡散している子供もいます。

そして、それを学習するのが、家庭科の消費者教育です。

さらに、家庭科では消費者教育だけでなく、高齢者問題も取り上げ学習しています。

高齢者問題の中でも、最も重要な「年金」と「介護保険」問題では、ついに「投資」を高校生に教える、という発表がありました。

家庭科の内容は、すでに「入試」ではなく「入社」、果ては社会人としての教育につながっています。

◆???紹介文???

コロナ禍で、在宅を余儀なくされたとき、私立学校ではタブレット等を利用したリモート授業が展開されていました。

しかし、ネットワーク環境の公平さが認められない公立学校では、プリントの配布による自宅学習を中心に行われていたのです。

私学では、大学共通テストに向けて、専用機器を利用したリスニングのテストなども盛んに行っています。

今後、情報社会が普及すればするほど、ネットワーク環境が十分な家庭と送ではない家庭での、学習の格差が広がっていきます。

今後、子供たちの公平な学力向上のために、全ての子供が一律にタブレットの使用等ができる体制が必要になることでしょう。

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