著者:松井 国央
ページ数:78

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[商品について]
―17文字の言葉がエネルギーを放ち、創造性豊かな俳句世界へと誘う―
十三夜ほとほと白き人の骨
野仏のすみれ問答する構え
夏柑のひとつひとつに海遠し
(本書より)
ときに鋭い言葉に詩情を秘め、句形の向こうに無限の創造性を生みだす俳人・田中五雄。手のひらの情景から空の彼方まで、心地よいリズムで躍動するその言葉が新たな句境を切り拓く、渾身の第二句集。

[目次]

第一章  同型の疲れ
第二章  月並みの月
第三章  仮説の中
第四章  退屈な必然
あとがき
著者略歴

[担当からのコメント]
わずか17字で作品世界を作り上げる俳句ですが、それだけに他の詩や小説などに比べて読み手の想像力が試される文学といえるかも知れません。本書には、そんな読み手の想像力をかきたてるたくさんの句が収められています。俳句好きの方はもちろん、俳句が初めてという方も、どうぞ想像の翼を存分にひろげてこの作品世界を楽しんでいただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
松井 国央(まつい・くにひろ)

昭和16年1月11日 東京生まれ
高校入学と同時に山河俳句会入門。
小倉緑村・佐伯昭市に師事。
大学時代に楠本憲吉・石原沙人・見学玄の指導を受ける。
山河賞、檣頭賞受賞。
現在 山河俳句会代表顧問・現代俳句協会会員。

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