著者:柳瀬 良行
ページ数:121

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[商品について]
―戦争を賛美してはならない、しかしそれ以上に命を賭した人々を忘れてはいけない―
現在は観光地として有名な鹿児島県の薩摩半島南端にある指宿市。その北東部に広がる田良岬(たらみさき)には、かつて海軍の水上飛行機の基地があった。そして太平洋戦争の末期、この基地からは何機もの水上飛行機による特別攻撃隊(特攻)が飛び立った。その田良岬の指宿海軍航空隊基地の整備兵であった橋口誠は、いま自らの死期を悟り、あの戦争を語り始める。天草海軍航空隊指宿派遣隊の第一区隊長として部下から人望も厚く、海軍兵学校卒の熟練パイロットでありながら、この戦争の勝利のためではなく未来の日本の生存のために、と特攻に志願した「あの人」の記憶、出撃の日に「どうか、どうか、生きてください。生きてこの国の未来をお願いします。生きて、この国の人々を守り抜いてください」と整備兵たちに願った、その最後の想いとともに――。戦争という悲惨な時代に命を散らした人々、そして戦後の困難な時代を懸命に駆け抜けた人々への、鎮魂と語り継ぐべき記憶の物語。

[目次]
はじめに
第一部 砂の道の向こう
第二部 命の風
第三部 約束
第四部 指宿駅0番ホーム
あとがき
(付録) 指宿海軍航空隊史
著者略歴

[出版社からのコメント]
先の大戦を軍部の独走が招いた愚かな戦争として片づけることは簡単ですが、新たな戦争の影が忍び寄るいま、すべての日本国民が関わったあの戦争について、もう一度考える必要があるのではないかと思います。本書を通じて、多くの方にそうした時間を持っていただければ嬉しく思います。

[著者略歴]
柳瀬 良行(やなせ・よしゆき)

1954年、鹿児島県生まれ。
1977年、熊本大学法文学部法学科卒業。
1977年〜2020年 鹿児島県(行政職)職員
2012年「知林ケ島物語」(日本文学館)発刊
2013年「屋久島物語」(日本文学館)発刊

環境省登録・環境カウンセラー、環境省自然公園指導員。
日本野鳥の会会員、日本自然保護協会会員、霧島錦江湾国立公園パークボランティア

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