著者:蜜都宝林
ページ数:51

¥330¥0

今回は、飼っているミツバチからハチミツを採るのは最後の最後にしよう、と私が思うようになった経緯と、それにまつわる考察をお話ししようと思います。

ミツバチを飼ってみたんだけど、なんだかハチがうまく飼えなかった、飼えてない。
ハチミツもあんまり採れてないな~っていう人は、いませんか?

ミツバチがすごく好きなのに、なんとなくミツバチの世話から遠ざかってしまうのは、自分でも気づいてないかもしれませんが、ふつうの養蜂のやり方をやりたくないとか、やってはいるんだけど、なんか面白くないとか、自分に合ってないとか、そういう可能性もあると思いますよ。私がそうだったんですけどね。

ミツバチが巣箱からいなくなってからハチミツを採るほうが、いろんな面で私はいいと思っています。

最大限ミツバチを大切にできるし、ミツバチを飼っている自分もラクです。
もしかしたら、以前よりハチミツを採れるようになっていることすらあるでしょう。

どうすればミツバチを自分の思い通りにできるか? という発想を、私は捨ててしまいました。本書でお伝えしたいのは、ミツバチの生き方を尊重しつつ、対等な仲間としてミツバチと関わっていくためのアイデアです。

とても短い本ではありますが、みなさまとミツバチとの良い関係を築く上での何かヒントになれば幸いです。

※とくに明記していない場合でも、本書の内容は、私のミツバチの飼育方法、当地(茨城県水戸市近辺)の蜜源や気候に大きく影響されたものとなっています。また、ミツバチの飼育にまつわる話なので、養蜂の専門用語が多く出てきますが、私が実際に体験したこと、考えたこと、伝えたいことを率直にまとめた、エッセイのような読み物であることをご了承願います。

〜もくじ〜
はじめに
■あまりにも西洋ミツバチが飼えなかった
■日本ミツバチについては採蜜の判断ができなかった
■なぜか、たくさんハチミツがある
■どんなときハチミツをもらえるのか?
■ミツバチがいなくなったあとの採蜜は、なぜいいのか?
■ハチミツを得られないときもある
■採蜜に適さないハチミツもある
■日本ミツバチと西洋ミツバチ、飼いつづけることの違い
■意図せずハチミツがもらえるようになる
■ミツバチと友好的にずっと付き合うために
おわりに
【付録】おすすめ蜜都宝林「採蜜」動画のリンク集

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