著者:木下正俊
ページ数:59
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私は、20代から30代の方を中心とした人材紹介事業のほか、職務経歴書の作成代行、面接対策などの転職支援サービスを行っており、毎日何人もの方の転職相談に乗らせていただいています。
日々多くの方の転職相談やカウンセリングを行っいると、こんな悩みにはこんな解決策があるんだよ、ということをどうしてもお伝えしたくなってしまいます。また、場合によってはそんなんじゃだめだよ、という事も言いたくなってしまいます。
カウンセリングの中ではついつい熱くなって直接言ってしまうことも最近増えてきたのですが、一人でも多くの方に、「問題の解決策」をお伝えしていきたいと考えて書籍の出版を進めています。
1冊目では、後進国に向かって経済衰退を歩んでいる今の日本において、かなりの危機感を持っており、これからその時代の中心を担う若い世代の方々に、経済成長に向けて高い志を持って仕事に取組み、高い技術や能力、多くの実績やキャリアを身に付けて生産性を向上を牽引するような価値観を持って仕事や転職に臨んでほしいという想いを込めて「転職する前に心に火をつけろ ~今のあなたでは受からない~」というタイトルの本を出版させていただきました。
2冊目となった「転職初心者のための苦しまない転職~自分だけが知らなかった転職活動を始める前に知っておきたいこと~」では、転職活動の初心者向けに、転職活動を始める前に知っておいた方がいいですよ、というようなことを書かせていただきました。
そして、3冊目となる今回の本では、転職活動をする上で「自信を持てない人」に対して書きました。
私自身の過去7回の転職経験や多くの方へのカウンセリングを通じて、聴いたこと、感じたことをまとめたものであり、結果として「自信とはこういうものだ」と定義づけたことをお伝えします。
特に、今回は「仕事における自信」をテーマにして書きたいと思います。
ですから、考え方は同じなのですが、容姿に対して自信が持てないといった仕事とはまた別の問題についてはあまり触れないようにします。
この本では、このような方に読んでいただきたいと思います。
・仕事を通して自分自身に自信が持てない
・転職したいけど向いている仕事がわからない
・自分には仕事でアピールできるポイントがない
・自分には実績がないから自信がない
・新しいことに挑戦したいが自信がない
・何をやってもうまくいかないので自信がない
・何をやっても評価されないので自信がない
このような悩みを持っている人はお読みいただくと自分に自信が持てるようなると信じています。
なぜ3冊目では自信について書いたのかというと、大きく2つの理由があります。
1つ目は、私自身が自信のない人の役に立ちたいと思っているという点です。
自分自身の経験から自信が持てないことによって、仕事では結果を出さずに評価もされず、プレッシャーを感じ、精神的に追い詰められた経験や、何度挑戦しても挫折した経験、周囲から認められない経験など、自分に自信を持てなかった状態苦しさを、いま感じている人に解決策を提示したいからです。
2つ目は、多くの日本人が自信を持てないことによって、活躍できないことで日本の生産性が下がってしまう要因の一つになる、もっと言うと社会の損失につながる問題だと考えている為です。
私は、自社の会社の理念や1冊目、2冊目でも繰り返しお伝えしている点として、働く人の生産性が高くならなかったら、特に若者世代の生産性が圧倒的に高くならないと、将来の日本は亡くなってしまうと本気で考えています。
生産性が上がらない背景には様々な問題がありますが、その一つとして、日本人が高度経済成長期のように猛烈に働いて豊かな社会を作ろう、夢を実現しようというハングリーさをもてていないということがあると考えています。
いわゆる「大企業病」のようなものだと考えています。
豊かさ故に、あることが当たり前で生活に対して困ることもなく、戦争で死ぬこともない、過去の先人たちが築いた居心地の良い今の日本社会が、居心地がいいから必死に頑張らなくても生きていけるために起きていることなのではないかと考えています。また、自分だけの生活ならば副業などすれば簡単に手に入りやすい社会になってしまっていると感じることも一つなのではないでしょうか。
この間にも自信がないなどと言うことなども許されない環境に生きているハングリーな外国人が、地元の国では東大も超えるような最高学府の大学院などを出た外国人たちが日本どんどん入ってきてコンビニでアルバイトしたりしています。
今の日本ではその人たちのおかげで便利に生活できています。一方の日本人はそのようなハングリーな外国人を下に見て労働者として見ているように思います。しかしこれは「アリとキリギリス」の状態が起きているのではないかと感じています。
日本人よりもずっと頭のいい人たちが、異国の地で必死に努力を重ねて、気が付いたら日本人を追い抜いていってしまっていることになるであろうと考えています。
このような安定したかのように見える社会で、実態としては、目標の持ち方がわからず成長の実感ができない人が増え、周囲と比較して自信を無くしている人が多くなっているという日本人の空洞化が進んでいると感じています。
このまま行ったら戦闘力の下がりすぎた日本は終わってしまうと危機感を持っています。
日本人は本来素晴らしい考え方を持ち、和を大切にして努力を積み重ねることで文化を築いてきた民族だと思っています。しかし、いま自信のない人が増えて、社会的に対する欲求不満が加速してしまっている状況を打破し、自信に満ちあふれた人生や社会を築いていただきたいと考え、この本を書きました。
この本でお伝えしたいこととして、
「自信を持つ」とは「動詞」である
という事です。
つまり自分の意思であり行動であるという事です。
自信を持つためには必要な行動があるという事です。
これをこの本ではお伝えしていきたいと思います。
なお、お断りしておきたいこととして、今回は、自信を持てない人を応援したくて書いています。そのため、つまらなかったら読まなくて構いませんので、必要な人に届かなくなるため、批判はしないようお願いします。
目次
はじめに
第1章 日本人は自信を失っている
第2章 「自信を持つ」とは「動詞」である
1.自信の正体 ~自信とは何か~
2.できるようになったことを振り返る
3.成長の定義とは
第3章 今の自分に自信を持つための作業をする
1.自信を持つための作業の注意点
2.自信のないことを特定する
3.原因を特定した業務において「正しい結果の出し方」を考える
4.「出来ている人との違い」を見つける
5.出来ない理由をつぶす
1)わかっているけど「できない」「やらない」ことの理由を書き出す
2)わかっているけど「できない」、「やらない」理由の解決策を考える
第4章 将来の自分に対して自信を持つための方法
1.計画を立てることで、自分の脳に一度経験させる
2.計画を立てたら、やり遂げることをまず決意する
第5章 自信を失わないためのケア
1.身体のケア
2.精神・心のケア
第6章 転職活動において自信が無いというひとへ
1.転職活動にうまくいかないから自信がない
受けても受けてもうまくいかない理由
2.売り込めるような大した実績がないから自信がない
3.仕事でやりがいを感じられないから自信が持てない
4.他人と比較して、自分に自信が持てない自信が持てない
最後に
不安は行動でしか解決できない
あとがき
転職希望者の方・転職を検討中の方へ
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