著者:なおと
ページ数:64

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こんにちは! なおとと申します。早速ですが……ぼくのことをご存知ない人もいると思うので、簡単に自己紹介をさせていただきます。

ぼくは子育て主夫になって約4年、在宅で育児と家事をする2児(1歳・3歳)の父です。0歳児の育児を2人経験することで、本当に多くの苦悩と学びがありました。39年間生きてきた中で、どの経験、どの仕事よりも、1番ぼくを成長させてくれたのが育児です。妻や義母には本当に助けられましたね。

周囲には主夫として育児している前例もなく、毎日がはじめてのことだらけの中、手探りで目の前の子どもたちと真剣に向き合ってきました。「自分って多重人格かも」と感じるほど情緒不安定になりましたし、泣き止まない息子へのイライラがコントロールできず発狂したことは何度もあります(笑)

でも最近は、2人とも保育園に通うようになったので、自分の時間も持てるようになってきました。現在は、ぼく自身が育児する中で感じた不安や悩み、それを克服してきた方法などをTwitterや Instagramで発信しつつ、「子育てを楽しむパパ向け無料コミュニティ」も運営しています。

今後も「子どもたちの笑顔につながること」を行動の軸として、発信活動はもちろん、様々な活動にチャレンジしていきたいです。

さて……自己紹介はこのくらいにして、次は本書の内容について簡単にご説明します。本書は「育児の辛さを軽くするマインド」や「家で育児する人の本音」「パパが今日から出来る育児」について書きました。

育児が辛すぎる状況だったものの、誰にも相談できずイライラして子どもに怒鳴ってしまい、自己嫌悪の日々を過ごしていた「育児1年目の自分」に優しく語りかけるつもりで、言葉を入念に選びました。育児に苦しむママはもちろん、どう協力したらいいか分からないパパにも、何かヒントになることがあると思います。

なお本書のタイトルにある「5つの言葉」とは、具体的には以下のことです。

【第1章】知っていますか? ママはこんなに疲れているんです

【第2章】気づいてますか? ママの子育てあるある

【第3章】これさえ分かればOK! パパ育児の心がまえ

【第4章】まずはここから! 今日からできるパパ育児

【最終章】誰もがつまずく! パパ育児失敗談

過去に反響のあったツイートをピックアップして、それをぼくなりの視点で深掘りしています。

本書を読んでいただければ、今より少し前向きに子どもと向き合うことが出来ると思います。自分がガッツリ育児をしてみて、親自身が心に余裕を持つことが子どもの笑顔につながることを痛感しました。

子ども「が」笑えるように、と頑張りすぎてしまいがちですが、子ども「と」笑えるように、少し視点を変えるだけで心にゆとりも生まれてきます。そんな気づきが一つでもあればと、当時を思い出しながら思考を言語化してみました。

「辛いと言ってもいいんだ」「妻はこんなに大変なのか」と、これまで以上に夫婦で協力して育児する小さなキッカケになれば幸いです。

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