著者:山田ゆり
ページ数:130
¥380 → ¥0
それとも、そろそろ親御さんの介護が気になる年齢になられたのでしょうか。
40代・50代になると、そろそろ親の介護が気になってきますよね。
認知症には、多い順に
『アルツハイマー型認知症』
『血管性認知症』
『レビー小体型認知症』
『前頭側頭葉変性症』
の4つがありますが
私の実の母はアルツハイマー型認知症と診断されました。
この本は、アルツハイマー型認知症になった75歳の母が
85歳で亡くなるまでの
10年と10日間介護の記録のブログをまとめた手記です。
母がどんな行動をとって、その時、私はどんなことを思ったのか、
そういうことが綴られていて、ズバリ本書は、
介護のノウハウ本ではありません。
私が初めての介護で迷っていた時、
認知症についての知識もさることながら、
『私と同じ思いをしている方はどうしているのか』
『認知症の方がこうした時、他の方はどんな対応をしているのか』
などを知りたかったのですが、
当時、私の周りに認知症の方を介護している方はいませんでした。
今はブログが世の中にたくさんありますが、10年以上前の当時、
私はインターネットで検索することはなく、ブログも遠い存在でした。
だから自分と同じ境遇の方が、どんな思いで暮らしているのか、
知りたくてもできず、閉塞感をずっと抱いていました。
認知症になられた方は勿論大変な思いをされますが、
介護する側の人間はそれ以上に心にダメージを受けるものだと、
この10年間で感じました。
同居しながらの介護は、介護する側に休みがありません。
だから母のケア以上に
介護をする側の心のケアが必要だと強く感じていました。
恐らく初めて認知症の方の介護をされると、
介護者の自己肯定感は無くなります。
感情が入る分、介護の理想と現実のギャップに悩むからです。
その理由は本書をお読みくださると分かると思います。
毎日の何気ない母とのやり取りの中で感じた思いを
味わっていただけると嬉しいです。
涙あり笑いありの手記です。
今、介護の真っただ中の方には、
共感していただけることがたくさん見つかると思います。
介護で悩まれていらっしゃるあなたへ。
あなただけじゃない。
あなたと同じような境遇の方がたくさんいます。
どんな苦しいことがあっても、
『わたしだけじゃない』
それが分かったら、気持ちが楽になります。
この本は、同居する実の親の介護の日常を書きました。
しかし、介護に限らず、いろいろなことで
悩まれていらっしゃる方にお伝えしたいことがあります。
その悩みは自分だけのことではありません。
同じ悩みを抱えている人は他にも絶対います。
だから、自分の気持ちを外に向けて発信してみましょう。
そう思っていただければと思って出版しました。
本書でお会いできるのを楽しみにしております。
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