【無料で読める】初めての四国遍路で知っておくべき６つの知識: 知ってるだけで１０倍ご利益がある知識 (サトシコンテンツ)

わたしは四国在住の現役遍路です。四国のへんろ道の傍らでこの本を書きました。
この本は初めて四国遍路をお考えの方に読んでもらいたい本です。
遍路を巡礼する時に知っておきたい知識をまとめました。
人間は知らないことは見えてきません。
よくある話ですが、観光地で歴史的建造物や場所を訪れたときに歴史の知識が無い人は
どこを見ていいのか、その価値や感動を感じることが出来なかったりします。
知識が無いと見えてこないのです。
四国遍路でも基礎知識をもって巡礼することで見えてくることや
感じることが多くあります。
初めて四国遍路を巡礼する時に学ぶことは遍路の感動を10倍にしてくれます。
是非この本をご覧いただき素晴らしいへんろ体験をしてください。

目次

まえがき

１・四国遍路の基礎知識

四国八十八ヶ所 お遍路の由来
四国遍路はこんな場所です
お遍路の元祖！ 衛門三郎
お接待のこころ
納経の意味
順打ちと逆打ち
通し打ちと区切り打ち
お礼参り
大師の入定する聖地 高野山参り

２・お遍路で用意するもの
お遍路の衣装と道具
金剛杖（こんごうづえ）は弘法大師（空海）の化身です
お遍路さんのユニフォーム？白衣（はくえ）
歩き遍路には欠かせないアイテム菅笠（すげがさ）
経本（きょうほん）
輪袈裟（わげさ）
数珠（じゅず）
納経帳（のうきょうちょう）
納札（おさめふだ)
札挟（ふだばさみ）
頭陀袋（ずだぶくろ）山野袋（さんやぶくろ）とも云います
線香・ローソク
持鈴（じれい）もちすずとも云います
納経掛軸（のうきょうかけじく）

３・四国遍路の礼拝作法
札所での礼拝作法
読経の作法
四国遍路の三信条
十善戒（じゅうぜんかい）
無財七施（むざいしちせ）の修行

４・四国遍路のマナー
お遍路でのマナー

５・般若心経とは

６・般若心経の要約
仏説（ぶっせつ）
摩訶（まか）
般若波羅蜜多心経（はんにゃはらみったしんぎょう）
観自在菩薩（かんじざいぼさつ）
行深般若波羅蜜多時（ぎょうじんはんにゃはらみったじ）
照見五蘊皆空（しょうけんごうんかいくう）
度一切苦厄（どいっさいくやく）
舎利子（しゃりし）
色不異空 空不異色（しきふいくう くうふいしき）
受想行識 亦復如是
舎利子 是諸法空相（しゃりし ぜしょほうくうそう）
不生不滅 不垢不浄 不増不減（ふしょうふめつ ふくふじょう ふぞうふげん）
是故空中無色 無受想行識（ぜこくうちゅうむしき むじゅうそうぎょうしき）
無眼耳鼻舌身意 無色声香味触法（むげんにびぜっしんに むしきしょうこみそくほう）
無眼界 乃至無意識界（むげんかい ないしむいしきかい）
無無明 亦無無明尽（むむみょう やくむむみょうじん）
乃至無老死 亦無老死尽（ないしむろうし やくむろうしじん）
無苦集滅道 無智亦無得（むくしゅうめつどう むちやくむとく）
以無所得故（いむしょとくこ）
菩提薩捶（ぼだいさった）
依般若波羅蜜多故（えはんにゃはらみったこ）
心無罫礙 無罫礙故 無有恐怖（しんむけいげ むけいげこ むうくふ）
遠離一切顛倒夢想 究竟涅槃（おんりいっさいてんどうむそう くきょうねはん）
三世諸仏 依般若波羅蜜多故 得阿耨多羅三藐三菩提（さんぜしょぶつ えはんにゃはらみったこ とくあのくたらさんみゃくさんぼだい）
故知般若波羅蜜多 是大神呪 是大明呪 是無上呪 是無等等呪（こちはんにゃはらみった ぜだいじんしゅ ぜだいみょうしゅ ぜむじょうしゅ ぜむとうどうしゅ）
能除一切苦 真実不虚（のうじょいっさいく しんじつふこ）
故説般若波羅蜜多呪 即説呪日（こせつはんにゃはらみったしゅ そくせつしゅわつ）
羯諦羯諦 波羅羯諦 波羅僧羯諦 菩提薩婆訶（ぎゃていぎゃてい はらぎゃてい はらそうぎゃてい ぼじそわか）

あとがき